性格が穏やかで優しい犬11種類をご紹介!

犬種によりますが犬の性格には、やんちゃだったり臆病だったりおとなしい性格の子など様々です。
犬を飼うと時の目安として、どちらかというと穏やかで優しい性格の犬を求める方が多いのではないでしょうか。
そこで、性格が穏やかで比較的優しいといわれる犬の種類を紹介していきます。
知りたいことはありますか
穏やかな犬の特徴
基本的に犬は、温厚で穏やかな種類の動物です。
人間に対して従順であり優しい気持ちを持っています。
飼い主さんが、泣いている時や落ち込んでいる時は、飼い主さんの気持ちを察知したように、そっと寄り添ったりしてくれます。
場合によっては、ケンカの仲裁に入るなどしてくれることもあれば、人がはしゃぐように喜んでいたりすると、犬も一緒に楽しんでくれたりします。
犬の性格は、どの犬も優しく穏やかですが、育った環境やしつけ、コミュニケーションによっても変わってきます。
これは、穏やかで優しい性格とされる犬種でも同じです。
犬の性格も大切ですが、環境との相性や小さいお子さんがいるお宅なのか、広い家なのかなど飼われる環境も犬の性格や気質などに関わってきます。
犬を飼うなら、少なくとも安心してストレスの少ない環境で飼ってあげるようにしてあげましょう。
性格が穏やかな犬種と特徴について
では、性格が穏やかな犬種で、比較的優しい気持ちを持ち合わせている犬種11種類と、それぞれの特徴について紹介します。
ゴールデンレトリーバー
優しそうな目と顔立ち魅力的なゴールデンレトリーバーは、陽気で明るくて穏やかな性格の犬です。
人間に対して、噛みついたり威嚇するなどの攻撃性はほとんどなく飼いやすい犬種です。
もともとは、狩猟や猟師の手伝いなどで獲物の回収を担当していた犬なので、飼い主への忠誠心は強く家庭内で飼う犬としては理想的な犬種です。
元気に走り回るのが好きで、体格通りパワフルなので運動時間はたくさん確保してあげてください。
ラブラドールレトリーバー
こちらも、ゴールデンレトリーバーと同じで、狩猟で獲物の回収をしてきた犬種です。
気質もゴールデンレトリーバーに似ていて、従順で温和で穏やかな性格です。
それでいて雰囲気を察知する能力に優れているので、介助犬や盲導犬としても活躍しています。
どんな人に対してもフレンドリーなので番犬タイプではありませんが、家庭で飼われるにはこれ以上ないほどの犬種です。
ちょっとやんちゃな面もあるのでしつけはしっかりと行いましょう。
パグ
素直で愛嬌があり、比較的吠えることがない穏やかな犬種です。
多少のことには我慢強く噛みつくこともまずありません。
ただ、頑固な一面もあるので、しつけは根気がいるかもしれません。
人にも他の犬にも友好的で攻撃的な性格ではありません。
ただ、パグはマズルが短い短頭種という種類の犬なので、肥満や短頭種気道症候群などに注意が必要です。
ボーダーコリー
とても賢い犬種でIQが高い犬です。
性格は、穏やかで優しく遊び好きで陽気なので、小さいお子さんがいる家庭にも向いている犬種です。
もとは、牧畜件なので吠える声が大きいので、吠え癖がついてしまわないように注意が必要です。
ただ、賢いので吠え癖だけではなく他のしつけもしやすい犬種です。
トイプードル
活発で賢い性格の犬種です。
しつけをしっかりすれば、他の動物や人に対しても優しく穏やかに接することができる犬です。
ただ、吠え癖がつきやすい面も持ち合わせているので、しつけをしないと近所迷惑になる心配はあります。
基本的にしつけしやすい犬なので、しっかりしつけをしておきましょう。
また、定期的にトリミングも必要な犬なので、トリミングを面倒に思う方や、経済的な理由でトリミングができない方には向かないかもしれません。
パピヨン
数ある小型犬の中では、もっとも穏やかな性格で人懐っこい犬種です。
遊び好きな面もありますが、しつけがしやすい賢い犬種なので、短時間でしつけをマスターできるでしょう。
シェットランドシープドッグ
端正な顔立ちで品も感じさせる犬種ですが、もとは牧羊犬として従順に働いてきた犬です。
陽気で温厚で穏やかな性格をした遊び好きの性格をしています。
牧羊犬だったことから、声はとても大きいので、こちらの犬種も吠え癖をつけないようにしつけが必要です。
バセットハウンド
この犬種は、海外ドラマの「刑事コロンボ」にも登場したことで有名な犬です。
ずんぐりした胴体と短足、地面をひきずりそうな垂れた耳とユーモラスな外見で人気の犬種です。
もとは、うさぎを狩る狩猟犬ですが、穏やかで温厚で常に落ち着きがあり、どんな相手にも動じず家庭犬として飼うのに適しています。
優しい性格ですが、少々マイペースで頑固なところがあるので、しつけには根気がいるかもしれません。
ミニチュアシュナウザー
性格は穏やかで、遊び好きな一面をある犬種です。
こちらも、噛み癖や吠え癖が出やすい傾向にある犬種なので、しつけはしっかりと行う必要があります。
ただ、頑固な一面もあるので比較的しつけがしにくいといわれています。
そんな特徴から上級者向けの犬種であるといわれています。
フレンチブルドッグ
基本的には、穏やかな性格で静かな犬といえる犬種です。
それでいて、気まぐれな面も持ち合わせているので、しつけには、根気が必要になるかもしれません。
鳴き声で悩まされることはほとんどないといわれる犬種なので、吠え癖がつきにくい犬種です。
また、マズルがとても短い短頭種であることから、パグと同じく肥満や短頭種気道症候群などに十分注意しましょう。
セントバーナード
大きな体なのに性格は、穏やかで優しく温厚です。
攻撃性がなく状況判断力に優れているという賢い面も持ち合わせています。
無駄吠えなどはなく、子犬の頃はやんちゃな面も見せますが、成犬になるにつれて落ち着いてくるので、室内飼いでも問題なく飼うことができる犬種です。
また、のんびりした性格にくわえて我慢強いので、小さいお子さんとも安心してコミュニケーションをとらせることができる性格です。
大きな体に似合わず、結構甘えん坊のところがあり、そのギャップが可愛らしいと人気のある犬種でもあります。
まとめ
いかがでしたか。性格が穏やかで飼い主さんに従順な犬種を集めてみましたが、それぞれの性格は、飼い主さんや環境次第のところもあります。
飼い主さんが愛情を込めたコミュニケーションをすることで、ますます愛犬も穏やかに接することができるはずですよ。
では、性格が穏やかで優しい犬をもう一度振り返っておきます。
☑基本的に犬は、温厚で穏やかな種類の動物
☑飼われる環境も犬の性格や気質などに関わる
☑性格が穏やかな犬種と特徴
・ゴールデンレトリーバー:運動時間はたくさん確保する
・ラブラドールレトリーバー:やんちゃな面もあるのでしつけが必要
・パグ:肥満や短頭種気道症候群などに注意
・ボーダーコリー:吠え癖をつけないようにしつけが必要
・トイプードル:定期的にトリミングも必要
・パピヨン:短時間でしつけがしやすい賢い犬種
・シェットランドシープドッグ:、吠え癖をつけないようにしつけが必要
・バセットハウンド:しつけには根気がいる
・ミニチュアシュナウザー:上級者向けの犬種
・フレンチブルドッグ:しつけには根気が必要。肥満や短頭種気道症候群などに注意
・セントバーナード:成犬になるにつれて落ち着いてくる
穏やかで優しい性格でも、しつけは必要になります。
愛犬にとってもしつけは必ずプラスになるのでしっかり行ってくださいね。