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犬の足の痙攣の原因や考えられる病気・対処法について

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犬 足 痙攣

いつも変わりなく元気な愛犬が急に足を痙攣させたら、飼い主さんはどうしたらいいのかパニックになってしまう方も多いでしょう。

犬の足の痙攣には様々な原因があります。ある程度、痙攣の原因を知って飼い主さんができる対処法を知っておくことはとても大切です。

そこで、犬の足の痙攣の詳しい症状や原因、さらに、そんな緊急時の対象法についてまとめました。


犬の痙攣とはどんな症状!?

犬 痙攣 症状

犬が足の痙攣を起こす場合の症状は、体を硬直させて震えます。

痙攣の多くは約1分程度でおさまることがほとんどですが、痙攣後は、ぐったりしたり反対に動き回ったりと落ち着きのない行動を見せます。

痙攣時の症状

・足や顔の一部が震える

・全身を硬くして震える

・意識がなくなる

・失禁する

・吐く

・大量によだれをたらす

犬の足の痙攣の原因は!?

犬 痙攣 原因

犬の足の痙攣の原因は、おおまかに下記6つの原因をあげることができます。

老化によるもの

まず、犬の足の痙攣の原因の一つとして、犬の老化によるものです。

犬のシニアといわれる年齢は7才~8才以降の犬です。

シニア期に入った犬は、後ろ足の痙攣の症状を見せることがあります。

この場合は老化による足の痙攣で原因は、年齢からくる足の筋力の衰えるよる痙攣と、特発性振戦病という犬の病気によるものです。

犬も年齢を重ねていくと少しずつ足腰が弱まってきてそれが痙攣になったりすることがあります。

特発性振戦病は、神経の伝達がうまくいかなくなることでおきる痙攣で10才過ぎたころから柴犬や柴の雑種に多いです。

子犬の低血糖によるもの

犬の痙攣でも、子犬の場合は低血糖によることが原因の場合もあります。

子犬は、空腹や体の冷え、内臓障害で栄養吸収が悪化していることが原因で、生後3ヶ月までの子犬が、低血糖になり足の痙攣を起こすこともあります。

子犬は絶食を半日するだけでも簡単に低血糖に陥るのでより注意が必要になります。

激しい運動の後

足の痙攣は、筋肉を酷使するような激しい運動で起こる場合もあります。

この場合の痙攣は、部分発作で起こり犬の意識はしっかりしていて、ピクピクと足の筋肉が震えるのが特徴です。

この場合の痙攣は、心配なく一時的なものとされています。

また、暑い日の散歩やクーラーのない締めきった部屋で熱中症を起こして痙攣する場合もあります。

熱中症の場合は、呼吸が荒くなり体温が40度以上になってしまい、重症になると痙攣を発症します。

中毒によるもの

犬の足の痙攣は、中毒症状として現れる場合もあります。

例えば、散歩中や庭などにまかれた殺虫剤や除草剤、農薬や鉛などで中毒を起こし痙攣します。

大きな怪我によるもの

犬の足の痙攣は、大きな怪我によるものである場合もあります。

この場合は、大きな怪我をしてしまったことで激しい痛みを覚えて痙攣してしまうようです。

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病気によるもの

犬の足の痙攣には、病気によるものからくる場合もあります。

犬が痙攣の原因として最も多いといわれているのは「てんかん」です。

てんかんの場合は、慢性的に痙攣発作を繰り返し起こす病気です。

てんかんには、病気や怪我がきっかけで発症する「症候性てんかん」と、原因がわかっていない「特発性てんかん」があります。

てんかんの場合は、落ち着きがなく攻撃的になるなど異常行動として現れたり、痙攣前に大量のよだれが出たりもします

てんかんは、子犬の時期から発症する場合もあるので、日頃から様子を見ておくことが大切になってきます。

また、てんかん以外での犬が痙攣を起こしやすい病気もあります。

・脳腫瘍

・心疾患

・甲状腺機能低下症

・水頭症

・トキソプラズマ症

・ジステンバーウィルス感染症

などです。

他にも犬の足が痙攣しやすくなる病気で椎間板ヘルニアも注意が必要です。

椎間板ヘルニアが原因で足が痙攣を起こしている場合はかなり症状がひどくなっている可能性もあります。

椎間板ヘルニアなどは、犬を抱っこする時に足腰に負担のかからない抱き方をするなど飼い主さんも注意する必要があります。

その他の生理的な震えの原因

老化や病気ではなく生理的な痙攣で震える場合もあります。

トイレを我慢していたり寒さや恐怖、警戒心から来る震えや興奮していることから震える場合もあります。

時には、構ってほしい時などにも足を震えさせる場合もあります。生理的な震えの場合はストレスといわれています。

犬に痙攣がおきた時の対処法

犬 痙攣 対処法

さて、犬に痙攣が起きた時は、とにかく飼い主さんは慌てず落ち着くようにしましょう。

犬が痙攣を起こすことで命を落とすような危険は少ないとされているので、病院に連れて行ったときにその時の状況をしっかり説明できるようによく様子を見る必要があります。

まず、飼い主さんの前で痙攣を起こした場合は、次の5つの対処法を実践してみましょう。

犬の頭と体の保護をする

犬が痙攣を起こした場合は、触らずに声をかけるだけにしておきます。

そして、周りの物にぶつからないように、危ない物はどかして家具などの角にぶつかりそうならクッション性のあるもので頭と体を保護してあげます。

痙攣中に舌が出ているかチェックして見守る

犬の痙攣中に舌が出ているかもチェックしてみてください。

犬の場合は、舌が出ていたとしても舌を噛むようなことはまずありませんが、苦しそうに舌を出している状況などは、病院に連れて行った時に病気を探る時のサインにもなります。

また、犬が低血糖などで痙攣する場合下の色に血色がなく白っぽくなる特徴があります。

とにかく飼い主さんは手を出さずに見守りましょう。

痙攣が治まったら首輪やリードをはずす

犬の痙攣が治まったら、静かに首輪やリードを外してあげてください。

後は犬も意識が混乱していると思われるのでしばらく様子を見ます。

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泡やよだれを拭き取る

犬の痙攣と共に嘔吐物などで喉を詰まらせていないか確認して取り除いてあげて、泡やよだれが出ていたら拭き取ってあげてください。

病院に連れていく

痙攣した後に、犬が十分落ち着いてきたことを確認できたら、早めに病院連れて行きましょう。

病院では、犬が痙攣を起こしたときの状況を詳しく説明します。

その時の状況を話すことは、痙攣が起きた原因特定やその後の治療の見極めのポイントになるので、獣医師には、痙攣を起こしたときの愛犬の詳しい状況がとても重要になってきます。

・犬が痙攣を起こす前はどんな状態だったのか

・痙攣はどんなふうになったのか

・犬の意識はどうだったのか

・殺虫剤や除草剤などに触れるなどの影響はないのか

・熱中症になるような場所にいなかったか

痙攣の原因を探るためにも、どんな小さな変化も獣医師に話すようにしてください。

また、痙攣が10分以上続いたり意識が戻らないまま、さらに痙攣を起こすような場合は速やかに病院に連れて行きましょう。

痙攣の状態を動画で取っておいて病院で見せる

病院では、何が原因で痙攣を起こしたのかは、飼い主さんからの詳しい状況を元にします。

でも痙攣した時にスマホなどで動画を撮っておいて病院に見せることができれば、より獣医師の診断の助けになります。

愛犬が痙攣している時は、飼い主さんは見守るだけなので獣医師が診断できやすいように動画にして見せるとよりわかりやすいです。

犬の急な痙攣の時の為に動物病院を知っておく

犬 痙攣 動物病院

犬が殺虫剤や除草剤の中毒や熱中症以外の原因で痙攣を起こしてしまった場合は、飼い主さんができることは落ち着いて見守るぐらいです。

突然の痙攣などでびっくりしないように、痙攣を起こす可能性のある病気を早期に見つけるためにも、定期的な健康診断が大切になってきます。

また、犬の急な痙攣の時の為に動物病院を知っておく必要もあります。

犬の緊急時の為に、日頃から行きやすい病院などを知っておきましょう。

24時間体制の動物病院

・緊急時に対応してくれる動物病院

・かかりつけ病院とのコンタクト

普段からかかっている獣医師がいても、緊急時に夜間でも対応してくれる動物病院なのかも知っておく必要があります。

まとめ 

犬 痙攣 まとめ

さっきまで普通だったのに突然痙攣されてしまったら、飼い主さんも冷静ではいられないかもしれませんよね。

でも、とにかく落ち着いてその状況を獣医師にこと細かに説明できるようにしておきましょう。

では、この記事のポイントをもう一度おさらいします。

☑痙攣の多くは1分程度で落ち着く

☑痙攣の原因

・足の筋力の衰えや特発性振戦病によるもの

・生後3ヶ月までの子犬は低血糖で痙攣することもある

・筋肉を酷使するような激しい運動によるもの

・殺虫剤・除草剤・農園や鉛の中毒によるもの

・大きな怪我の痛みによるもの

・痙攣に多い病気はてんかん

・トイレを我慢したり寒さ・恐怖・警戒心などの生理的なもので起きる場合もある

☑犬に痙攣が起きた場合

・落ち着く

・周りの物にぶつからないようにする

・舌の色をチェックする

私たち人間と同じく愛犬の万が一にも対応するためにも、緊急時の病院を決めておくなど心構えはしておきましょう。

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