犬がおもちゃに飽きる原因や7つの対策方法について

最もペットとしてポピュラーな動物といえば犬ではないでしょうか。
日本だけでなく世界中で犬はペットとして可愛がられており私たちと共に生活しています。
犬を飼っている人たちは、犬が楽しく遊ぶことができるようにおもちゃを買い与えているという方が多いです。
おもちゃを買い与えてすぐはとっても喜ぶ愛犬たち。しかしすぐに飽きておもちゃで遊ばなくなってしまう犬もいます。
それはなぜなのでしょうか。
今回は犬がおもちゃに飽きてしまう原因、そしておもちゃに飽きないための対策方法を紹介していきます。
知りたいことはありますか
犬がすぐにおもちゃに飽きる原因って何!?
犬がすぐにおもちゃに飽きてしまう原因ですが、犬は新しいおもちゃが好きなのです。
犬にもともと持っていたおもちゃと新しいおもちゃを同時に見せたらどちらに食いつくかという実験がある国でされました。
すると多くの犬が新しいおもちゃに食いついたそうです。
個体によって違いはありますが、多くの犬が新しいおもちゃを好むという結果になりました。
新しいおもちゃは目新しく、このおもちゃはどのようにして使うんだろうとわくわくした気持ちになります。
そういったことからきっと犬は新しいおもちゃに食いつくのでしょう。
犬は好奇心旺盛な動物です。
そのため新しいものに食いつくのだろうということも考えられます。
しかし新しいものが好きというのはなにも犬に限ったことではありません。
私たち人間にも新しいものが好きという方は多いです。
私たち人間が新しいものが好きだという人が多い原因も、きっと犬と同じで新しいものを見るとわくわくするからだと思われます。
犬がおもちゃに飽きない対策方法は!?
犬が新しいおもちゃが好きだということが分かりました。
といっても、いくら新しいおもちゃが好きでもそう毎回毎回新しいおもちゃを買って与えるわけにはいかないのが現実です。
おもちゃによりますが犬用のおもちゃは決して安くありません。(安いのはすぐに壊れます)
そこで犬がおもちゃに飽きないようにどのようなことをしていけばいいのか、対策方法を紹介していきます。
もう少し遊びたいと思うくらいでおもちゃを片付ける
おすすめしたい犬がおもちゃに飽きないようにする対策方法は、もう少し遊びたいと思うくらいでおもちゃを片付けるという方法です。
「まだまだ遊びたい!」というくらいの時におもちゃを片付けられたらどういった気持ちになるのか想像してみて下さい。
「もっとあのおもちゃで遊びたい!」と思うはずです。
そのため同じおもちゃを続けて出しても飽きずに遊んでくれる可能性が高いです。
犬がもう少し遊びたいと思うタイミングで片付けるというのは少し難しいですが、やってみることをおすすめします。
遊ばない時は犬が見えない場所に隠す
犬を飼っている人の多くが、持っているおもちゃは1つではないはずです。
おもちゃで遊ばせる時は持っているおもちゃを全て与えるのではなく1つずつ渡すことをおすすめします。
そして今遊んでいないおもちゃは犬が見えない場所に隠すようにしましょう。
おもちゃを全て出しっぱなしにしてしまうと犬はすぐに持っているおもちゃに飽きてしまいます。
1つずつ渡すことで新鮮な気持ちでおもちゃで遊ぶことができるためおすすめです。
たまには別のおもちゃで遊ぶ
たまには別のおもちゃで遊ばせるようにしましょう。
犬が持っているおもちゃを飽きないようにするためには、新鮮さを出してあげることが重要となります。
おもちゃを与える時間を決める
おもちゃを与える時はどのようにして与えているでしょうか、いつでも遊べるようにしていませんか?
おもちゃを与える時は与える時間を決めて与えるようにしましょう。
いつでもおもちゃが出ていると飽きやすくなります。
しかし同じおもちゃでも決まった時間しか遊べないのであれば犬は喜んで持っているおもちゃで遊ぶと思います。
犬がおもちゃで遊ぶ時間だということが分かりやすいように毎日決まったスケジュールで与えてあげるようにしましょう。
〇〇した後というようにしてあげると犬でも分かりやすいです。
おもちゃの臭いを変える
犬は嗅覚が大変優れている生き物です。
匂いを嗅ぐことで自分のものであると認識します。
そのためお気に入りのものには自分の臭いを付ける習性があります。
持っているおもちゃを飽きさせないようにするために、おもちゃの臭いを変えていきましょう。
土や草にこすりつけることで臭いを変えることができます。
臭いを変えようとして香水などをかけるのはNGです。
自然にあるもので臭いを変えてあげるようにして下さい。
靴下に入れたり工夫して与える
おもちゃを与える時に、そのまま与えるのではなくいつもと違った感じで与えることをおすすめします。
例えば、おもちゃを靴下の中に入れてみてはいかがでしょう。
靴下の中にあるおもちゃを取り出すだけでもう楽しむことができます。
苦労して取ったおもちゃで遊ぶ時間は至福の時でしょう。
靴下でなくトートバックなどでもいいかもしれません。
考えながら遊ぶ知育玩具を使う
犬用の知育玩具も販売されています。
知育玩具は使い方が単純なおもちゃではないため考えながら遊ぶことができます。
そのため他のおもちゃと比べ飽きずに長く遊ぶことが可能になります。
スキンシップが大事!
ただおもちゃで遊ぶだけではすぐに飽きてしまいます。
毎回でなくてもいいので飼い主さんがスキンシップを取りながら一緒に遊んであげましょう。
飼い主さんがおもちゃを持って追いかけっこをしてあげる、引っ張りっこをしてあげるなどして愛犬とスキンシップを取ってあげると犬も飽きずに楽しくおもちゃで遊ぶことができます。
しつけを遊びに変えてみる
自分で遊んだおもちゃは自分で片付けをさせるようにして下さい。
おもちゃの片づけは遊びながらさせることをおすすめします。
「入れて」「お片付け」「おしまい」などしっかり声をかけてできたら褒めてあげましょう。
一緒に遊べるおもちゃを使う
さきほど紹介したスキンシップでも出ましたが、一緒に遊ぶことができるおもちゃも用意することをおすすめします。
犬と飼い主が一緒に遊ぶことができるおもちゃといえばボールでしょうか。
飼い主が投げて犬が取りに行ってという単純な遊びではありますが、このボール遊びが好きな犬は多いです。
ボールだけでなく似たような遊び方にはなりますがフリスビーもおすすめです。
留守番用の1人でも遊べるおもちゃもあると便利!
普段遊ぶおもちゃとお留守番用のおもちゃは分けることをおすすめします。
留守番する時に遊ぶおもちゃは一人で長く熱中できるものが良いです。
特におすすめしたいおもちゃはスーパーフレックスです。
おいしい味がついているポリウレタンのおもちゃで犬は噛み噛みして遊びます。
すぐに壊れない丈夫なおもちゃを選ぶということも重要です。
まとめ
今回は犬がおもちゃを飽きないようにする対策方法を紹介していきました。
☑犬は好奇心旺盛であるため新しいおもちゃが大好き
☑物足りないくらいの時におもちゃを片付ける方法
☑1つずつおもちゃを出し今使っていないものは見えないところへ隠す方法
☑おもちゃは出しっ放しにしないで時間を決めて与える方法
☑土や草におもちゃをこすりつけるなどして臭いを変える方法
☑靴下におもちゃを入れ渡すなど工夫して渡す方法
☑知育玩具など長く遊べるおもちゃを与える
☑スキンシップとして一緒に遊べるおもちゃを買う
いかがでしたか?さまざまな方法を紹介しました。
これらの方法を試せば新しいおもちゃを購入しなくても犬を楽しく遊ばせることができるはずです。
ぜひ試してみて下さい。