大型犬のおすすめの種類ランキング12選と世界の超大型な犬種8選!

近年、小型犬に人気が集中していますよね。
でも、大型犬も知性が高く頼れる家族としても人気があります。
大型犬は、飼うのは大変ではありますが、小型犬とは違った魅力があります。
そこで、大型犬のおすすめの種類のランキングと、海外で人気となっている大型犬の種類についても紹介します。
大型犬の魅力について
犬を飼おうかな?と思ったとき、皆さんはどのぐらいの大きさの犬を思い浮かべますか?
やっぱり小型犬か大きくても中型犬を選ぶ人が多いのではないでしょうか。
大型犬は、どうしても飼うのは大変というイメージが先に立ちますよね。
でも、大型犬は小型犬にはない魅力がたくさんあります。
大型犬は、神経質で吠えやすい小型犬よりも、穏やかな気質を持っている子が多いです。
さらに、体の大きさは頼りがいがあり大らかで優しい気持ちを持つ犬も多く、家族の一員として迎える魅力があります。
大型犬の大きさや重さ・特徴
一般的に大型犬の大きさや重さは、体重でいうと25kg~40kgの間の種類の犬をいいます。
とはいっても、これは犬の種類にもよります。
これ以上の大きさになると「超大型犬」となっていて、日本で目にすることはめったにない犬種ばかりです。
大型犬の特徴といえば、体の大きさと同じく頭から尻尾まで体が長く、高さも大型犬の基準になることが多いです。
高さは、50~60cm以上を大型犬とみなし、40~60cm程度なら中型犬となります。
また、大型犬は、その体の大きさの割に消費カロリーは少なくて、小型犬の約半分以下になるともいわれています。
人気の大型犬の種類ランキング12選
では、今人気になっている大型犬の種類ランキングを見ていきましょう。
1.ラブラドールレトリバー
原産国:イギリス
体重;23~34Kg
寿命:10~12歳
ラブラドールレトリバーは、鋭い嗅覚とどんな訓練にも耐えられ、この種類の大型犬は、落ち着きのある充実な犬種として警察犬や盲導犬としても活躍する犬種です。
2.ゴールデンレトリバー
原産国:イギリス
体重:27~36Kg
寿命:10~13歳
おとなしくてお利口さんのゴールデンレトリバーは、その柔らかい顔立ちとゆさゆさと体を動かす凛々しさで日本人には人気がある種類です。
3.バーニーズマウンテンドッグ
原産国:スイス
体重;36~48Kg
寿命;9~11歳
バーニーズマウンテンドッグは、温和でちょっとしたことで吠えるなど騒ぐことが少なく友好的な性格が特徴の種類の大型犬です。
4.スタンダードプードル
原産国:スイス
体重:20~32Kg
寿命:10~13歳
スタンダードプードルの魅力といえば、手入れをすればするほど美しい長い毛が特徴の大型犬です。
そして均整のとれた体型なので、トリマーの腕次第では高貴な立ち姿も演出可能です。
5.シベリアンハスキー
原産国:アメリカ
体重:16~27Kg
寿命:10~12歳
日本では一時期ブームになったシベリアンハスキー。
オオカミのような精悍な顔立ちと姿。
ブラウンとブルーのアーモンド形の目が特徴で今もなお人気は衰えをみせない種類の大型犬です。
6.秋田犬
原産国:日本
体重:40~48Kg
寿命:10~12歳
中犬ハチ公でその名が世界で知られるようになった秋田犬。
日本を代表する犬の種類として威厳と品格があり、堂々とした立ち姿が海外の人にも好まれる人気の高い大型犬です。
ちなみに、秋田犬は、日本犬種の中で天然記念物に唯一指定されている犬種です。
7.ドーベルマン
原産国 ドイツ
体重:32~45Kg
寿命:10~12歳
スマートな立ち姿と凛々しく精悍な顔立ちのドーベルマン。
この種類の大型犬は、流線型の体が美しく番犬や軍用犬としても万能な犬種といえます。
8.ダルメシアン
原産国:クロアチア
体重:27~32kg
寿命:10~13歳
ダルメシアンといえば「101匹わんちゃん」ですよね。
ダルメシアンは、活発で運動が好きです。
性格は友好的で他の犬とも仲良くなるのも上手な犬種です。
9.フラットコーテッドレトリーバー
原産国:イギリス
体重:25~36Kg
寿命:8~10歳
ブラックのきれいな毛並みが特徴のフラットコーテッドレトリーバー。
この種類の大型犬は、性格は利口で人懐こく勇敢な面も持ち合わせているのも特徴です。
10.ボルゾイ
原産国:ロシア
体重:35~48Kg
寿命:10~12歳
背が高く流線型のしなやかな体に品を感じさせるボルゾイ。
気品があり自信をのぞかせるような雰囲気がありますが、基本的に温和な性格で子供とじゃれて遊ぶことも好きで友好的な性格を持つ大型犬です。
11.ロットワイラー
原産国:ドイツ
体重:50kg前後
寿命:8~10歳
ロットワイラーは、がっしりとした体つき自信をのぞかせる雰囲気がある犬種です。
身体能力が優れているので、この種類の大型犬はしつけで行動をコントロールする必要があります。
12.ジャーマンシェパードドッグ
原産国:ドイツ
体重:30kg~41kg
寿命:9~13歳
ジャーマンシェパードドッグは、警察犬として有名な大型犬です。
高い知能と判断力にも優れているため、リーダーと認識した相手に対しては忠実になる利口な犬です。
この種類の犬は利口だからこそ、子犬のうちから人間が上であることを教えることが大切です。
世界の超大型な犬種8選
さて、次は、飼う機会はないかもしれませんが世界の超大型の8犬種を紹介します。
イングリッシュマスティフ
大きな犬種の中ではまさに親分肌といえるのがイングリッシュマスティフ。
特にオスは大きく113kg、メスで90kgにもなるようです。
性格は、強面とは似合わず愛情深く飼い主を守ろうとする優しい気持ちも持ち合わせています。
アイリッシュウルフハウンド
もとは猟犬として知られるアイリッシュウルフハウンドは、オオカミのような風貌とは違い人懐っこい性格の大型犬です。
子供にも好かれるので、尻尾や耳を引っ張られてもじっと我慢する性格で思いやりがありおおらかです。
グレートデーン
城地に茶色や黒のまだらもようがあったりと、色も模様も違うアイリッシュウルフハウンド。
性格は温和で人懐こいことと他の犬とも相性がいい特徴があります。
スコティッシュ・ディアハウンド
長い毛に覆われた顔立ちの中に思慮深く見える目が特徴のスコティッシュ・ディアハウンド。
大型犬でありながらこちらも人懐っこいので番犬向きではありません。
また、寂しがりやなので一人にしないよう適度な運動をしないと、まるで泥棒に入られたように家の中がめちゃくちゃになることも
ニューファンドランド
ニューファンドランドは、水が好きなことから水難救助犬としても活躍する犬種です。
性格は優しく大らかでのんびりしているので飼いやすい大型犬です。
セントバーナード
ペットとしては人気のあるセントバーナード。
セントバーナードは、しつけをしっかりしないと荒っぽい性格になってしまう可能性も。
子供の遊び相手になっても番犬には向かない犬種です。
レオンベルガー
見た目は、ライオンのようでゴージャスな風貌をしているレオンベルガー。
オスにはたてがみのようなものもあり凛々しさも感じられる大型犬です。
性格は、何ごとにも動じず落ち着いていて温和な性格です。
ナポリタン・マスティフ
軍隊によってお闘犬として訓練された歴史を持つナポリタン・マスティフ。
そのため、初心者や小さい子供がいる家庭には向かず、体が大きい分適切なしつけをして暴走させないようにすることが必須の犬種です。
大型犬を飼う時の気をつけるポイント
大型犬を飼うときには気をつけるポイントがあります。
・スペースを確保する
大型犬は基本的に体力があります。
体力があるということは運動量が多いので大型犬を飼うためのスペースの確保が必要です。
・よく噛んで食べるフードにする
大型犬は食事の量は、小型犬と比べ物にならないほど食べますが、意外と消化器官が弱いためフードは、よく噛んで食べられるようなフードを選んであげましょう。
・運動は欠かさない
大型犬は、大きな体を支える必要があるので筋力の強化や心臓の負担を減らす運動なども欠かせません。
・子犬の時期からしつけと訓練をしておく
大型犬は体が強いので、子犬の時期からよくしつけて、訓練をしていかないと成犬になったときに飼い主さんが勝てなくなってしまい行動を制御できなくなります。
大型犬を家族として迎える場合は、家族全員で準備をしておきましょう。
まとめ
いかがでしたか。
大型犬は大型犬なりの魅力があります。
体が大きいのに顔立ちが可愛らしくて「やっぱり大型犬!」といいたいところですが、大型犬はある程度生活のスペースが必要なのでむずかしいですよね。
では、この記事のポイントをおさらいしましょう。
☑大型犬の特徴
・体重は24kg~40kgの間それ以上は超大型犬
・高さは、50cm~60cm以上が大型犬
☑大型犬を飼う場合のポイント
・運動量が多いのでスペースを確保する
・よく噛んで食べられるフードを選ぶ
・運動は欠かさない
・子犬の時期からしつけと訓練をしておく
大型犬は、家族みんなで飼っていくというのがスタンスになるかもしれません。
家族が一人増えるということですね。
でも、甘やかさずに最低限のしつけは必要のようです。