2大ペット!犬と猫との性格や寿命、飼育方法の違いは?

「あなたは犬派ですか?猫派ですか?」
みんなきっと一度はこの質問をされたことがあるのではないでしょうか。
今回は2大ペットとして知られる犬、猫についてそれぞれ紹介していきます。
今回紹介していくのは犬・猫の性格、寿命、飼育方法についてです。
それぞれどのように違うのでしょうか。
「犬と猫どちらを飼おうか迷っている」という人はぜひチェックして下さいね。
知りたいことはありますか
犬と猫の性格の違いについて
犬と猫、それぞれどのような性格であるのかについて見ていきましょう。
犬の性格とは!?
犬の性格の特徴といえばこれ!忠実であるということです。
日本で最も有名な犬である忠犬ハチ公、忠実であることで知られていますよね。
犬はしつけをしっかり行うことで主従関係を作っていくことができます。
飼い主の順位が上になれば、犬は飼い主を頼りそして守るようになります。
番犬として犬を飼う人が居ることからも分かるように、犬は頼りになるんです。
また犬は、飼い主のことを気遣うことができます。
飼い主が悲しそうにしていると犬も悲しそうで、逆に飼い主が楽しそうだと楽しそうにしています。
飼い主に気を遣うことができ、忠実である、これが犬の性格の特徴です。
(個体差あり)
猫の性格とは!?
猫の性格の特徴といえばこれ!マイペースであるということです。
猫は自分が好きなように生活しています。好きなときに寝て、好きなときに散歩に行って…。
また猫は気分屋であることでも知られています。
自分が甘えたいときは飼い主の傍に近寄りますが、飼い主が可愛がろうとして近寄っても、自分がそんな気がなければ近寄ってくることすらしません。
犬は飼い主のことを気遣うことができますが、猫は気遣ったりしません。
猫は基本的に主従関係は自分が一番上です。そのため自分の気持ちがすべて、飼い主を気遣ってということはほとんどない自由な性格です。
それが猫の性格の特徴です。(犬と同じく猫も個体差あり)
犬と猫の歴史の違いについて
犬や猫はもともと野生に生息していました。飼いならしていくにつれ徐々に家畜化されるようになり、今では2大ペットと呼ばれるようになったのです。
犬が家畜になったのは1万5千年以上前のこと、犬が人間のように埋葬されるようになったのは1万2000年ほど前のことであると言われています。
犬は獲物を追いかけたり捕まえたりすることができるため、猫と比べ家畜化は早かったようです。
番犬として飼っていた人も当時多かったでしょう。
一方猫ですが、猫が家畜として飼われるようになったのは穀物を栽培するようになってからのことでした。
保管していた穀物を狙ってネズミが現れ穀物を食い荒らしてしまう…、ネズミを退治してもらおうと考え、猫を飼う様になったと言われています。
このようにどちらもはるか昔から人間とともに暮らしてきたことが分かります。
犬と猫の寿命の違いについて
犬と猫を飼うにあたって、気になるのは寿命です。
平均寿命ですが、犬が14.36歳、猫が15.04歳であると言われています。
犬よりも猫の方が長生きする傾向にあるようです。
これは平均値であるため、これ以上に長生きする犬猫はたくさんいます。
犬と猫の餌の違いについて
犬の餌といえばドックフード、猫の餌といえばキャットフードです。犬用、猫用とで分けられているのですが、どのように違うのか項目ごとに見ていきましょう。
・原材料
違いについてですが、まず原材料が異なります。
ドックフードは肉類をメインとして作られています。
一方キャットフードは魚類をメインとして作られています。
・成分の違い
ドックフード、キャットフードは成分も異なります。
ドックフードに含まれる成分は、アルギニン、イソロイシン、ロイシン、リシン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、リノール酸、バリン、ヒスチジン、ビタミンB1、B2、B3、B6、A、D、Eなどが含まれています。
一方キャットフードに含まれる成分は、タウリン、アルギニン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リシン、フェニルアラニン、スレオニン、バリン、リノール酸、アラキドン酸、ビタミンK、B1、B2、B3、B6などが含まれています。
ドックフードもキャットフードも含まれている成分はほぼ同じです。
しかしキャットフードの方がドックフードよりも含まれる成分が多いんだとか。
たとえば、タウリンやアラキドン、ビタミンKはキャットフードには含まれていますが、ドックフードには含まれていません。
このように原材料、成分が異なるため犬にキャットフードを、猫にドックフードを食べるということはやめるようにして下さい。
しかし、犬はキャットフードを好んで食べることが多いんだそうです。
犬と猫を一緒に飼っていて一緒に餌をあげる、そのときに猫の餌を食べておいしさに気付き猫の餌を食べるようになってしまった…そういったケースは少なくないんだとか。
実はドックフードに比べキャットフードの方が嗜好性が高いんだそうです。
ですが、いくら喜ぶからといって犬に猫の餌をあげるということはやめておきましょう。
犬と猫の飼育方法の違いについて
犬と猫は飼育方法が大きく異なります。
犬は散歩が大好き、また体を動かすことが大好きで活発な子が多いです。
一方猫は1日のほとんどを寝て過ごします。
また犬は水遊びが大好き、川に自分から入ってしまう犬もいます。
シャワーも好きな子が多く、シャンプーも嫌がらない子が多いです。
一方猫は水が嫌いです。
このように犬と猫は飼育方法が異なります。
性格の違いを紹介しましたが、性格が違うことからも違った飼育方法になるんだろうなと、なんとなく察しがついたのではないでしょうか。
まとめ
2大ペットである犬・猫について今回はそれぞれの違いを紹介していきました。
☑犬は忠実で猫はマイペースで気分屋
☑犬も猫も昔から家畜として人間と共に生活してきたが歴史は犬の方が古い
☑犬よりも猫の方が平均寿命はやや長い
☑ドックフードよりもキャットフードの方が栄養成分が多くまた嗜好性が高い
☑犬は散歩が必須で水遊びも大好きな活発な子が多い
☑猫は一日の大半を寝て過ごし、ゆったり暮らすのが好き
いかがでしたか!?
犬と猫どちらを飼おうかなと考えている方は、こうした違いをチェックするようにして下さいね。
アクティブで外に出るのが好きな人には犬がおすすめで、インドアで家に居ることが好きな人には猫がおすすめ!ぜひ参考にして下さいね。