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犬の熱中症対策!扇風機は意味がないって本当!?

お手入れ 飼育
この記事は約 6 分で読めます。

犬には、暑さ対策として扇風機の風を当てても意味がないとよく言われていますが、犬がハァハァと暑そうにしていると風を当ててあげたくなると言う方も多いようです。

また、なぜ犬に扇風機は意味がないと言われているのか、理由が分からないと言う方も多いのではないでしょうか?

そこで今回の記事では、犬に扇風機は意味がないと言われる理由について説明したいと思います。


犬の暑さ対策に扇風機は意味ないの?

犬 扇風機 意味ない (2)

人間は体中にある汗腺から汗をかき、それによって体温調節を行っていると言われています。

そして、人間にとって扇風機が暑さ対策に効果があるのは、その体温調節のために出た汗が扇風機の風によって蒸発し、その際気化熱が発生し体温が下がるからだと言われています。

しかし犬は全身に汗をかくことによって体温調節を行う動物ではないため、扇風機の風を受けても気化熱は発生せず、体温が下がることはないそうです。

そういったことから、犬の暑さ対策には扇風機は意味がないと考えられているようです。

扇風機で体温調節が出来ないのはなぜ?

犬 扇風機 意味ない (3)

人間と同じように犬の汗をかきますが、犬が全身にかく汗は主に自律神経によるフェロモンの役割が強いと言われています。

人間の汗と同じ体温調節の役割がある汗は、犬の場合肉球と鼻の先のわずかな場所にしかかくことができず、その代わりに犬はパンディングと呼ばれるハァハァと言う口呼吸によって体温調節を行っているそうです。

そのため犬は扇風機によって体温調節を行うことはできないと言われています。

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扇風機を効果的に使うには!?

犬 扇風機 意味ない (4)

上記のように、犬に扇風機をあてても暑さ対策に効果はないようですが、以下のような利用法をすることによって、暑さ対策をすることはできると言われているそうです。

冷房も一緒につける

冷房を付けている部屋で扇風機を同時に使用することによって、部屋全体の空気を循環させ、部屋の温度を効率よく下げることができるそうです。

このように、部屋全体が冷えた中で扇風機の風を犬に当てると、犬も涼しさを感じることができると言われています。

凍らせたペットボトルを扇風機の前に置く

扇風機だけでは犬は涼しさを感じることができないですが、凍らせたペットボトルにタオルを巻き扇風機の前に置くと空気が冷やされるため、犬も涼しさを感じることができると言われています。

ただし、これは冷房の効いた部屋で行うと犬の体温を下げ過ぎてしまう可能性があるため、冷房を使用しない時の対策として行うと良いそうです。

犬の皮膚を濡らす

犬は全身に汗をかくことで体温調節することはできませんが、霧吹きなどで犬の被毛を濡らすと、人間が汗をかいた時と同じような効果を得ることができるそうです。

これは、人間が汗をかき扇風機の風に当たった時と同じ原理で、霧吹きの水が扇風機の風によって蒸発する時に気化熱を発生させ、それによって体温を下げることができると考えられます。

ただし、これも冷房の効いた部屋で行うと犬の体温を下げ過ぎてしまう可能性があるため、冷房を使用しない時の対策として行うようにしましょう。

>>危険!犬の熱中症の応急処置!正しい冷やす場所はどこ?についてはこちら

危険!犬の熱中症の応急処置!正しい冷やす場所はどこ?

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犬に扇風機をあてる際の注意点は?

犬 扇風機 意味ない (5)

上記のような扇風機の効果的な使い方によって、犬に扇風機の風を当てる際には、以下の点に注意が必要です。

風を当てっぱなしにしない

犬に扇風機の風を当てる際は、犬の体に風が当たり続けないようにすることが大切です。

長時間風に当たり続けると、体温が下がりすぎてしまう可能性があるため、犬が自分で風が当たらない場所に移動できるようにして体温を調整できるようにすると良いでしょう。

サークルやケージと言った動ける場所が限られている中で扇風機をあてる場合は、風が来ない場所を必ず設けるようにしましょう。

首振りの機能にする

上記と同じ理由から、犬に扇風機の風が当たり続けることが無い様に扇風機の首振り機能を使うと良いそうです。

ただしその場合でも、風が来ない場所を設けておくことが大切です。

犬が熱中症になりやすい気温は!?

犬 扇風機 意味ない (6)

犬は前述のように人間と違い体温調節があまり上手くできないため、熱中症になりやすいと言われています。

また、犬は気温22度以上、湿度60%以上を目安に、熱中症になりやすいとされているため注意が必要です。

この数値はあくまでも目安で、これより低い場合でも条件によっては熱中症になることもありますので、普段から温度、湿度などに気を配り、犬の様子をよく観察するよう心がけましょう。

まとめ

犬 扇風機 意味ない (7)

扇風機は人間にとっては暑さ対策に役立つ便利なものですが、人間とは異なる口呼吸で体温調節を行う犬には使用しても涼しさを感じることはないため意味がないようです。

しかし、扇風機の使い方次第では犬にも涼しさを感じる効果がありますので、今回の記事を参考に扇風機の使い方を工夫をして使用すると良いでしょう。

それではここで、今回の記事をおさらいしたいと思います。

☑人間は全身に汗をかき、それに扇風機の風を当てることで気化熱を発生させ体温を下げるが、犬は全身に体温調節をする汗をかかないため扇風機は意味がないと考えらる

☑犬は体温調節をする汗を肉球と鼻の先にしかかくことができず、口呼吸によって体温調節を行うため、扇風機によって体温調節を行うことはできない

☑冷房と扇風機を同時に使用することで、空気を循環させ部屋の温度を効率よく下げることができ、この中で扇風機の風を犬に当てると涼しさを感じることができる

☑凍らせたペットボトルを扇風機の前に置くと空気が冷やされるため、犬も涼しさを感じることができる

☑霧吹きなどで犬の被毛を濡らし扇風機の風を当てると、気化熱を発生させ、それによって体温を下げることができる

☑犬に扇風機をあてる際は、長時間風を当て続けない、首振り機能を使うなどに注意が必要

☑犬は気温22度以上、湿度60%以上を目安に熱中症になりやすい

犬は体温調節が苦手なため熱中症になりやすいと言われていますので、冷房だけでなく、扇風機をうまく利用して夏の暑さを乗り切るようにしましょう。

>>犬の熱中症対策!症状や治療、応急処置方法についてはこちら

犬の熱中症対策!症状や治療、応急処置方法について

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