犬が伸びを行う3つの意味とは?頻繁に行う時はどんな時!?

犬を飼っている人であれば、犬が伸びを行っている姿を見たことがあるという人は少なくないのではないでしょうか。
実は犬が伸びを行うのには、きちんとした意味がありました。
今回は犬が伸びを行う意味について紹介していきます。
この意味の中には、病気の可能性もあるようで…。
また、頻繁に伸びを行っている場合にも意味があるようです。
普段なんとも思わなかったかもしれない犬が伸びをする行動。
実は、以外な事実が隠されているかもしれません。
犬を飼っている人、今後犬を飼おうと思っている人は必ずチェックして下さい。
知りたいことはありますか
犬が伸びをする3つの意味とは!?
私たち人間も伸びをしますが、犬が伸びをするのはどのような意味があるのでしょうか。
ここでは、犬が伸びをする3つの意味について紹介していきます。
ストレッチをしている
犬が伸びを行う意味、まず挙げられるのはストレッチです。
ストレッチをするために体を伸ばしているというのは、私たち人間と共通しています。
恐らく体を伸ばすことで硬まった筋肉を和らげているのでしょう。
長時間同じ姿勢で居た場合、寝起きの場合に犬が伸びをしていたら、それはストレッチをしているために体を伸ばしていると思って間違いないはずです。
プレイバウを行っている
犬が伸びを行っている意味、続いて挙げられるのはプレイバウです。
プレイバウという言葉を聞いたことがありますか!?
飼い主に「遊ぼうよ!」とアピールするために行うのがプレイバウです。
飼い主に向かって伸びをしている、伸びをするときにシッポが上に上がっているなどの場合には、このプレイバウの意味で伸びをしているそうです。
祈りのポーズを行っている
犬が伸びを行っている意味、最後に挙げられるのは祈りのポーズです。
犬が伏せの姿勢のままお尻を上げている姿が、お祈りをしているように見えることから、祈りのポーズを行っていると言われるようになったんだとか。
一見微笑ましく見えますが、実はこの祈りのポーズには注意が必要です。
祈りのポーズにどういった意味があるのか、詳しくは後程紹介していきます。
見分けが難しい!プレイバウと祈りのポーズの違いとは?
犬が伸びを行う意味、ストレッチをしているかどうかはなんとなく前後の行動などで分かるのかなと思います。
寝起きですることが多いようですね。
では、ここで注目するのはプレイバウと祈りのポーズです。実は見分けが難しいんだとか。
しかし、見分けるコツがあります。それは尻尾の角度です。犬はとても素直な動物であり、尻尾から感情を見分けることができると言われています。
プレイバウは飼い主に遊んでほしいとアピールするわけですから、興奮しており尻尾は通常よりも上がっています。お尻を振ったりする子もいるようです。
一方祈りのポーズですが、実は祈りのポーズは病気など体調不良を隠すために行っていると言われています。
そのため尻尾は通常よりも下がることが多いです。
このように尻尾の角度で、プレイバウと祈りのポーズを見分けていくのがいいのかなと思います。
祈りのポーズを行う意味とは!?
祈りのポーズを行う意味ですが、先ほど少し触れたことからも分かるかと思いますが、病気など体調不良を隠すために行っていることが多いんだとか。
では、祈りのポーズをする場合にはどのような病気が隠されているのでしょうか。
膵炎の可能性
犬が祈りのポーズをしている場合、考えられる病気は膵炎です。
膵炎とは、膵液によって膵臓がダメージを負ってしまう病気のことを言い、強い腹痛を伴う病気として知られています。
強い腹痛を伴うことから祈りのポーズをし症状を押さえようとしているのです。
膵炎には急性膵炎と慢性膵炎があります。
急性膵炎の場合には激しい下痢、嘔吐の症状が見られ、重症化してしまうと命の危険も…。
急性膵炎はとても恐ろしい病気として知られています。
一方慢性膵炎ですが、嘔吐や下痢が慢性的に続きます。
急性膵炎と比べると症状が軽いため、他の病気との区別がつきにくいんだとか。
どちらにせよ犬にとって嘔吐、下痢はとても苦しいものです。
犬が祈りのポーズをしている場合はうんちの様子、食べたご飯を吐いていないかどうかなどをチェックしてあげるようにして下さい。
胃捻転の可能性
犬が祈りのポーズをしているときに考えられる病気として、胃捻転があります。
胃捻転とは、胃がねじれてしまうことにより突然起きてしまう病気です。
胃がねじれてしまうと、胃だけでなく周囲の血管も一緒に巻き込みねじれてしまいます。
そうなると胃内容物が腸へ移動することができず、ガスを発生しながら胃が膨れてしまい周囲の臓器を圧迫してしまいます。
胃捻転になってしまい祈りのポーズをしているときは相当辛い状態です。
犬のお腹がパンパンになっていないかの確認をして、いつもより腫れているようならすぐに動物病院へと連れて行きましょう。
もし夜中に症状が見られた場合、すぐに夜間救急へと行くようにして下さい。
ドーベルマン、セントバーナード、ミニチュアダックスフンドが胃捻転になりやすい好発犬種であると言われているようです。
お腹を痛めている
犬が祈りのポーズをしているときは、お腹を痛めているケースが多いそうです。
さきほど紹介した膵炎、胃捻転まではいかなくてもお腹が痛いために祈りのポーズをしているということは充分に考えられます。
祈りのポーズをしているなと思ったらまずは表情など様子を見てあげて下さい。
どのような病気であるのかは獣医さんでないと分かりません。
少しでも異変を感じるのであれば、すぐに動物病院へ行くことが望ましいでしょう。
犬が頻繁に伸びを行う時の理由とは!?
犬が頻繁に伸びを行っている場合、理由としてストレスが挙げられるんだとか。
引っ越しで環境が変わる、また家族が増えた減ったという変化などでストレスを感じ、頻繁に伸びをしてしまうことがあるんだそうです。
いつもと違い元気があるか、食欲があるかどうかをチェックしてあげて下さい。
>>犬のストレスの原因や解消法!サインをよく見てみよう!についてはこちら
まとめ
犬が伸びをする意味について今回は注目しまとめていきました。
☑飼い主に遊んでほしいサイン(プレイバウ)をしている
☑病気など体調不良を隠すためにしているお祈りポーズ
☑お祈りポーズをしている場合、腹痛などの病気である可能性が高い
☑頻繁に伸びを行うのはストレスからかも
いかがでしたか!?
犬が伸びをするのには、このような意味があったんです。
病気を隠すためにしている場合は一刻も早く飼い主は気付いてあげる必要があります。
病気の場合は早期発見できるよう、日頃から表情など様子を見て上げるようにして下さい。