犬が飼い主に乗ってくる理由とは!?辞めさせた方がいいの?

犬が飼い主の膝の上に乗ってくるという行動、犬を飼っている人であればその行動を見たことがありという人も居るかもしれません。
そこで今回は、犬が飼い主の膝の上に乗ってくる理由について紹介していきます。一体どのような理由があるのでしょうか。
飼っている犬が膝の上に乗ってくるという飼い主さんは、ぜひ今回まとめていくことをチェックするようにして下さい。
微笑ましい光景に思われますが、実は意外な事実が隠されているかも!?
知りたいことはありますか
犬が飼い主に乗ってくる理由とは!?
犬が飼い主の膝の上に乗ってくる理由についてまずは紹介していきます。
一体どのような心理状態で、飼い主の膝の上に乗ってくるのでしょうか。
理由を知ることで、犬の気持ちを知ることができるかも!?
不安なことがある時
犬が飼い主の膝の上に乗ってくる理由、1つ目は不安なことがあるからです。
この不安なことがあるから飼い主の膝の上に乗ってくるのは、子犬のときによく見られる行動なんだとか。
子犬のときは、少しのことで不安を感じやすいです。飼い主の膝の上に乗ることで不安な気持ちが和らぎ、安心することができるんだとか。
しかし、犬の中には子犬期を過ぎ成犬になっても飼い主の膝の上に乗ってくる犬がいるんだそうです。
一般的にですが、成犬になると不安な気持ちから飼い主の膝の上に乗るということは少なくなると言われています。
不安を感じにくくなるのでしょう。
しかし性格にもよりますが成犬になっても飼い主の膝の上に乗る子も少なからずいます。成犬になっても不安な気持ちから飼い主に安心感を求めるのでしょう。
飼い主に甘えたい時
犬が飼い主の膝の上に乗ってくる理由、2つ目は甘えたいからです。
「自分に構ってほしい」「もっと遊んでほしい」そういった甘える気持ちから飼い主の膝の上に乗ってしまうんだとか。
飼い主さんの膝の上に乗ると構って貰えることを犬は知っているのです。
人間でも小さい子がお父さんお母さんの膝の上に乗ってきますよね!?
犬も小さい子と同じ心理状態であると言うことでしょう。
子犬のときに飼い主の膝の上に乗ってきた場合、思う存分甘えさせてあげるようにしてください。
子犬のときに飼い主にしっかり甘えることができた犬は、感情表現が豊かになりますよ。
幼い時からの癖
犬が飼い主の膝の上に乗ってくる理由、3つ目は幼いときからの癖だからです。
犬は、本能的に食事を催促するときに、母親の口元を舐める行動をとることがあります。
その行動を人間に飼われている子犬は、飼い主の膝の上に乗るといった行動に代わる場合があるんだとか。
犬を飼っている人であれば、飼い主の膝の上に乗って口を舐めてくるという行動を目撃したことがあるのではないでしょうか。
その行動の理由は、本能的なものであったということになるわけです。
飼い主を下に見ている
犬が飼い主の膝の上に乗ってくる理由、4つ目は飼い主を下に見ているからです。
犬の祖先は群れで行動していました。その群れの中で犬はリーダーを決め、リーダーに従って行動してきました。
そのため、犬には主従関係を作るという本能が備わっています。
そんな主従関係を作る犬が飼い主の膝の上に乗るということは、自分の方が優位に立っていると思っているという可能性が少なからずあります。
もちろん、膝の上に乗っている=自分が優位に立っているがすべてではありません。
しかし、膝の上に長時間座っている、膝の上で寝ているという場合は、自分が飼い主よりも優位に立っていると思っている可能性は高いと言えるでしょう。
寒い時
犬が飼い主の膝の上に乗ってくる理由、5つ目は寒いからです。
犬の祖先が群れを作って群れで行動していたということは先ほど紹介した通りです。
群れで行動していた犬は、寒いときは身を寄せ合って暖を取っていました。
みんなで集まってくっつけば暖かいということを本能で知っていたのです。
その寒いときに身を寄せ合っていた本能が今でも身体に浸みこんでいるため、寒いと感じたときに飼い主の膝の上に来て暖を取っているというわけです。
冬になると膝の上にくるようになるのはこうした理由からでした。
犬は人間と暮らすようになって長いですが、今でもこのように本能が残っているのです。動物の本能って凄いですよね…!
犬が飼い主の膝の上に乗る行為は止めさせるべき!?
犬が飼い主の膝の上に乗る理由について紹介していきました。
ここで気になるのは、犬が飼い主の膝の上に乗る行為は止めさせるべきかどうかです。
ではここで犬が膝の上に乗る理由を振り返っていきます。
・不安だから
・甘えたいから
・飼い主を下に見ているから
・本能的なものから
・寒いから
こちらが飼い主の膝の上に乗ってくる理由となります。
これらの理由の中で、飼い主を下に見ているからという理由で飼い主の膝の上に乗ってくるのであれば、止めさせるようにした方がいいでしょう。
「どのような理由から膝の上に乗ってくるか分からない…」そう思う飼い主さんが居るかもしれません。
しかし、飼い主を下に見ているから膝の上に乗る場合、普段の犬の飼い主との接し方により見分けることができます。
普段から呼んでも来ない、散歩のときも飼い主よりも前に進んでいく、そういった行動が見られると飼い主を下に見ているから膝の上に乗っている可能性が高いです。
主従関係がきちんと出来ていないと問題行動を起こす可能性も考えられますので、しっかりしつけし直す必要があると言えるでしょう。
寝る時に犬が上に乗ってくる場合は!?
寝ている飼い主の上に犬が乗ってくる場合、その理由として考えられるのは、
・甘えたい
・自分が優位だと思っている
という理由が考えられます。
甘えたいという理由からならこのまま寝かせてあげたいですが、現実問題苦しいですよね。
寝返りなんかしちゃうと大変ですし…。
そのため寝ているときに犬が乗ってくるのは止めさせた方がいいでしょう。
>>犬の寝方で分かる!心理状態や意味とは!?についてはこちら
まとめ
今回は犬が飼い主の上に乗ってくる理由について紹介していきました。
☑飼い主に甘えたいという気持ちが強いから
☑本能的なものから
☑主従関係で犬が飼い主よりも上であるから
☑群れで集まり暖を取るという本能的な理由から
☑主従関係がきちんと出来ていないのであれば止めさせた方がいい
☑寝ているときに乗ってくる理由も膝の上と似た理由からである
いかがでしたか!?
犬が上に乗ってくるのには、このような理由があったからということが分かりましたね。
どのように犬が思っているのか、真相は分かりませんが、このような理由から犬が乗ってくるのかということが分かればと思います。