犬が散歩中に止まって歩かない時の6つの原因と対策方法

犬が散歩中に急に止まってしまい動かなくなってしまった、なんて経験のある方もいるのではないでしょうか?
原因もわからず、強く引いても座り込んで動かないということも多くあるそうです。
一体どんな理由で歩かなくなるのでしょうか?どうしても動かない場合はどうしたらいいのでしょうか?
そこで今回の記事では、犬が散歩中に動かなくなる原因と対策方法について説明したいと思います。
知りたいことはありますか
犬が散歩中に歩かない6つの原因と対策方法について
犬が散歩中に、座り込んで動かなくなってしまうのには6つの原因があると言われています。
また原因によって対策方法も異なるそうです。
散歩を教えていない、慣れていない
犬が散歩中に歩かなくなることは、散歩を始めたばかりの子犬期に最も多くみられると言われています。
散歩を始めたばかりの子犬はまだ外の世界に慣れてなく、見たことの無いものや聞いたことの無い音など、ちょっとしたことで歩かなくなることが多いそうです。
こういった場合は軽くリードを引く、おやつなどで誘導するなどすると効果があると言われています。
>>犬の散歩はいつから始めるが正しい!?注意点もご紹介!についてはこちら
恐怖心から動けない
犬は散歩中に怖い思いをすると、その場所に行くことを嫌がることがあるそうです。
いつも同じ場所で歩かなくなる場合は、そういった怖い経験が原因の可能性が考えられます。
また、犬が怖いと思うことはそれぞれ異なり、人間にとっては全く恐怖に繋がらないようなことでも怖がることがあるそうです。
そのため、はっきりとした原因を突き止めるのは難しいと言われています。
動かなくなる場所が決まっている場合は、無理にその場所を通らないようにすることが大切です。
別ルートでの散歩が難しい場合には、その場所だけ抱き上げて通過する、怖がる前におやつなどで気をそらせるなどすると効果があるようです。
散歩の距離や時間が長いため
しっかりと運動させたいという思いから、散歩時間を長くすると犬にとっては長すぎて疲れてしまうことがあるそうです。
家を出てから毎回同じくらいの時間で歩かなくなる場合は、散歩の時間を短くしてみると良いでしょう。
犬の年齢や体格などによって散歩に必要な時間や距離は異なりますし、歩く場所がアスファルトか土かによっても足にかかる負担も変わるそうですので、飼い犬の状態を考慮して散歩の時間を変えてみると良いと言われています。
構ってほしいため
動かなくなってしまう場所や時間が決まっていない場合には、歩かないことによって飼い主に構って欲しいためにわざと歩かないと言うこともあるそうです。
この時に、抱き上げたりすると、動かなければ構ってもらえると覚えてしまうそうですから、できるだけ無視するなど犬に注意を払わないふりをすると効果があると言われています。
病気や怪我をしている
犬が歩くのを嫌がるときには、病気や怪我をしている可能性も考えられます。
歩き方がおかしい、呼吸が荒い、脚を引きずっているなど普段と異なる様子が見られる場合は、動物病院に相談するようにしましょう。
その際は、無理に歩かせると病状が悪化する恐れがありますので、抱き上げる、車で迎えに来てもらうなどするようにしましょう。
リードが長いため
リードが長すぎることも、犬があるかない原因になると言われています。
リードの重要な役割として、飼い主の指示を犬に伝えることが挙げられます。
しかし、伸縮リードなどの長すぎるリードは飼い主の意思が伝わりにくく、犬とのコミュニケーションが取れなくなることが多いそうです。
そのため、犬は自分の意志だけで自由に行動するようになり、歩かなくなったり、座り込んだりすることが多くみられるようになるそうです。
犬が歩かない場合のその場の対処法は!?
犬が歩かない場合には、リードを軽く引く、おやつなどで誘導すると言った対策を取ると良いと言われています。
リードを軽く引っ張る
散歩の途中で歩かなくなってしまった犬には、指示するだけでは効果がないそうです。
また無理に引っ張ると余計歩かなくなってしまうこともあるようです。
こういった場合に効果があると言われているのが、リードを上に軽く引き、首に違和感を与える行為だと言われています。
この行為を繰り返すと、犬は座り込むと首に不快な衝撃があると学習し、座り込むことが無くなるそうです。
ただし、すぐに効果があるわけではありませんので、効果があるまで何度も繰り返すことが大切です。
おやつやオモチャを使って誘導する
どうしても歩かない場合には、犬が好むおやつやおもちゃなどを使用して誘導するのも効果があると言われています。
座り込んでいる犬よりも少し先から誘導し、たどり着いたらおやつを与えて褒めてあげると言うことを繰り返しましょう。
そうすると犬は歩くと褒められて良いことがあると感じ、歩くようになるそうです。
ただし、こちらもすぐに効果があるわけではないですから、根気よく対応するようにしましょう。
まとめ
犬が散歩中に歩かなくなってしなうのには、様々な原因があるようです。
しかし、体の小さい小型犬ならば良いですが、中型犬や大型犬になると無理に動かすと言うのは大変です。
飼い犬の性格や周りの状況などから、何が原因なのかを適切に判断して対処するようにしましょう。
それではここで、今回の記事をおさらいしたいと思います。
☑ 犬が散歩中に歩かなくなるのは、以下の6つの原因が考えられる
☑1.子犬期によくある原因は、散歩に慣れていないこと
☑2.何らかの理由で恐怖を感じるため歩かない
☑3.散歩の時間や距離が長すぎる
☑4.飼い主に構って欲しい
☑5.病気や怪我により歩けない
☑6.リードが長すぎる
☑歩かない場合の対策は、リードを軽く引く、おやつやおもちゃで気をそらして誘導するなどがあるが、病気や怪我の場合は無理に歩かせずに病院へ連れていく
話すことのできない犬は、歩かないことによって何らかの意思表示をしているそうです。
普段から、飼い犬としっかりコミュニケーションを取るように心がけると、すぐに解決できることが多いようです。