犬が脱走しないために!ゲート(柵)の選び方について

犬用ゲートは室内飼いの犬の脱走防止など、犬の行動を制限するのに役立ちます。
近年ではゲートの種類やサイズも豊富にそろっていますので、生活環境や犬の体格などによって最適なものを選ぶことができるそうです。
そこで今回の記事では、犬のゲートの選び方について説明したいと思います。
知りたいことはありますか
犬のゲートって何!?
犬のゲートとは、室内で飼い犬の行動を制限するために設置する道具で、主に脱走防止、進入禁止を目的とし階段の上り下り口や玄関前などに設置する方が多いと言われています。
近年ではインテリアとの相性を考えたおしゃれなデザインのものや機能性に優れたゲートなど種類も豊富にあるそうです。
犬のゲートの必要性とは!?
犬のゲートは犬の行動を制限するだけでなく、犬の安全を守るという目的があります。
飼い犬の多くは室内を自由に行動していることが多いと思いますが、気を付けていても玄関を開けたときにさっと飛び出してしまうこともあるそうです。
外に出てしまうと事故の危険もありますし、興奮して走り出してしまうと捕まえることも難しくなってしまいます。
そういったことを防ぐためにも、玄関に出る前にゲートで犬の行動を制限すれば、安心して出入りすることができます。
他にも、台所や赤ちゃんのいる部屋など犬に入ってほしくない場所や犬に危険のある場所にゲートを設置することで、犬を留守番させるときにも心配なく過ごすことができるとされています。
犬のゲートの選び方について
犬のゲートを選ぶ際には、飼い犬の大きさや性格、生活環境、家族構成などを考慮する必要があると言われています。
犬の大きさによってはゲートを飛び越えてしまったり、あるいは小さい犬の場合潜り抜けてしまうと言うこともあるそうです。
また、常に設置しておくのか、ゲートを移動できるようにするのかで選ぶゲートは異なるそうです。
また、犬用ゲートの中にはベビーゲートと兼用できるものもあるそうですが、ベビー用のものは赤ちゃんの安全に配慮し布製などの場合が多いと言われています。
そのため、犬の性格によっては壊してしまったり、破いてしまったりすることもあるそうですので、できるだけ犬用に作られたものを選ぶようにすると良いでしょう。
犬のゲートの種類は!?
犬用のゲートには様々な種類があり、狭い場所に置くだけで良いタイプ、つっぱり固定方式で壁などに固定するタイプのものがあるそうです。
さらにつっぱりタイプの中でも人間も通りやすいドア付きタイプは前後どちらにも開閉可能で、片手でワンタッチで開閉できるものもあるそうです。
幅や高さなどサイズも豊富で、さらにパーツを買い足すことで幅を広げることのできるものもあるとされています。
値段はどれくらい!?
犬用ゲートは、素材やサイズ、種類によって価格は異なり、安価のもので2.000円程から高いもので20.000円程で購入できるそうです。
2.000円程と最も安価なのは、持ち運びができて移動も楽に行えるスチール製の置くだけタイプのもので、気軽に購入することができます。
ただし、このタイプは軽量で、壁のある狭い場所での簡易的な使用を目的としているため、恒久的な使用には向いていないとされています。
また同じ置くだけタイプでも、木製のものは7.000円~と価格も比較的高価で重さもあるので、壁のない場所でも設置することができ、使用する場所に合わせて幅が調節できるものや、人間の出入りに便利なドア付きタイプもあるそうです。
つっぱりタイプのものはほとんどがドア付きで、価格は10.000円位~と言われています。階段や狭い廊下などに設置するのに最適ですが、狭い幅の場所にしか設置できないと言うデメリットがあるそうです。
ゲートの高さはどれくらいがいい!?
犬用ゲートの置くだけタイプのものは人が跨げる高さのものが多いですが、小さな子供や高齢者のいるお宅の場合、転倒する恐れがありますので、低いものを選ぶか、ドア付きのものを選んだほうが良いでしょう。
また犬の大きさによっては飛び越えてしまうこともありますので、ペットの大きさに合わせて、高さを選ぶようにしましょう。
犬のゲートの使い方
犬用ゲートは様々な種類があり、それぞれ特徴が異なりますので、設置場所によって使い分けると良いと言われています。
玄関に置く
玄関は犬の飛び出し事故の危険がある場所ですので、犬が飛び越えたり、押し倒したりする心配のないゲートを設置するようにしましょう。
また、来客や宅配便など家人でない方が出入りする場所ですので、出入りしやすいドア付きゲートなどが良いと言われています。
キッチンに置く
キッチンは、犬に触られたくないものや食べさせてはいけないものなども置かれている危険な場所ですから、普段から立ち入らないように入り口にしっかりとゲートを設置しましょう。
階段に置く
階段は落下事故の危険もありますし、興奮した状態で駆け下りたりすると転倒する危険もあります。
ただし、跨ぐタイプのゲートは人間にとっても危険ですので、つっぱりタイプのドア付きのものを、階段の上と下につけるのが良いとされています。
仕切るために置く
一時的に犬の立ち入りを制限したり、部屋を仕切りたい場合は置くだけタイプのゲートが適していますが、スチール製のものは軽量のため、犬が倒してしまうことがあるそうです。
そのため、同じ置くだけタイプのゲートでも木製の重量のあるもので、幅が調整できるものが良いとされています。
庭に置く
庭にゲートを設置する場合は、室外用のものを選ぶようにしましょう。
一時的に設置するのであればスチール製の置くだけタイプのものが、移動も楽に行えるので便利だと言われています。
まとめ
犬用ゲートは、犬の脱走防止や室内の危険な場所から犬を守ってくれる便利なものです。
しかし、大きく跨がなくてはならなかったり、何度もドアを開け閉めしたりと人間にとっては少し面倒に感じることも多いようです。
ですが、留守番の際や少し目を離した隙などに、犬の事故や誤食などが起こってしまうこともあります。
犬用ゲートを設置すればそういった事故などから犬を守り、飼い主も安心して過ごすことができます。
それではここで、今回の記事をおさらいしたいと思います。
☑犬のゲートは犬の行動を制限するための柵
☑ゲートは犬の脱走防止、危険のある場所への進入禁止など、犬の安全を守る役割がある
☑ゲートを選ぶ際には、犬の大きさや性格、生活環境や家族構成などを考慮する
☑ゲートには置くだけタイプ、つっぱりタイプがあり、色々な素材がある
☑価格は安価なもので2.000円程~、高価なもので20.000円程
☑ゲートの高さは置くだけの場合は、家族が跨げるサイズのものを選ぶ
☑ゲートには種類があり、それぞれ特徴が異なるため、設置したい場所によって使い分けると良い
飼い主も犬も快適に過ごせるように、最適なものを選んであげましょう。