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犬の血液検査は行うべき?費用はいくらかかるの?

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犬 血液検査 費用

犬がかかる病気の中には症状が分かりにくいものがあり、それらを早期発見するためには定期的に血液検査をする必要があると言われています。

しかし、症状が無いのに検査を行うと言うのは、費用の面から考えてもなかなか難しいようです。

そこで今回の記事では、犬の血液検査の是非と費用について説明したいと思います。


犬の血液検査は行った方がいいの?

犬 血液検査 費用 (2)

犬は病気の症状を隠すことがあり、飼い主が異変に気付いた時には症状が進行していると言うことも多いと言われています。

また、肝臓疾患など症状が表に現れにくい病気もあるため、定期的に血液検査を行うのが望ましいと考えられます。

しかし、健康診断として行う検査は費用がかかるため、病気の症状が見られてから検査を行うケースが多いようです。

どれくらいの頻度でいったらいい?

犬の血液検査は、健康な犬の場合1年に1度を目安に行うと良いそうですが、病気にかかりやすいシニア犬の場合は半年に1度行ったほうが良いと言われています。

犬の血液検査にかかる費用はいくら?

犬 血液検査 費用 (3)

犬の血液検査は検査項目によって以下の2種類の検査に分けられますが、これらの検査は合わせて行われるため両方の費用がかかるそうです。

血液検査

基本的な血液検査はCBC検査(血液一般検査)と呼ばれ、白血球数、百分比、赤血球数、ヘモグロビン濃度、ヘマトクリット、血小板などを調べますが、この検査は項目ごとでなくワンセットで行われ、費用は1.000~2.000円程度と言われています。

生化学検査

生化学検査は、総蛋白、血糖値、AST、GGT、BUN、クレアチニンなどを項目ごとにそれぞれ調べ、費用は項目や項目数によって異なりますが、大体1項目辺り500円前後だと言われています。

病院によって変わる

CBC検査は項目をセットで行うため大きな差はないようですが、生化学検査は病院によって項目数に差があるため費用にも差が出ることが多いそうです。

一般的な個人病院であれば7~10項目ほどですので3.500~5.000円程度ですが、大きな病院の場合項目数が多くなるため費用が高くなると言われています。

また、CBC検査と生化学検査は合わせて行うため費用も合わせて4.500~7.000円程度必要になり、さらに採血料がかかることもあるそうです。

保険は適用される!?

犬の血液検査には病気が疑われる際に行われる検査と健康診断として行われる検査の2種類があり、ペット保険に加入している場合病気の疑いによる検査の費用は保険適応となるため、費用が抑えられると言われています。

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犬の血液検査で分かる事は!?

犬 血液検査 費用 (4)

血液検査では項目ごとに正常値があり、それを結果と比較することで体のどの部位に疾患があるかをある程度特定したり、結果によっては病名がわかることもあるそうです。

血液検査で分かる病気とは!?

生化学検査で良く調べられる項目として、血糖値、総蛋白、クレアチニン、中性脂肪、総コレステロール、BUN(尿素窒素)、総ビリルビン、ALP(肝臓、骨、小腸、胎盤等の異常時に増加するアルカリホスファターゼ)、ALT、AST(肝機能、腎機能)、CK(筋疾患、神経疾患)などがあり、どの数値に異常があるかによってある程度病気がわかると言われています。

犬の血液検査の結果の見方とは!?

犬 血液検査 費用 (5)

犬の血液検査を行うと検査結果を見ながら、獣医師が詳しく説明してくれますが、どのように見れば良いのかを覚えておくと良いでしょう。

赤血球の数値の見方

犬の赤血球の正常値は5500.000~8500.000/µlですが、赤血球系を評価する項目として他にもいくつかの項目があるそうです。

・ヘマトクリット(Hct、Pcv) 血液中の赤血球の割合を示す正常値は37~55%、これより多い場合、脱水、心臓、肺に異常、これより少ない場合、出血、貧血

・ヘモグロビン濃度(Hb) 酸素を運ぶヘモグロビンの濃度を示す正常値は12~18g/dl、これより多い場合、脱水、心臓、肺に異常、これより少ない場合、出血、貧血

・平均赤血球体積(MCV) 赤血球の大きさの平均を表す正常値は60~77fl

・平均赤血球血色素量(MCH) 赤血球1つ当たりのヘモグロビン量を表す正常値は19~25pg

・平均赤血球血色素体積(MCHC) 赤血球1つ当たりのヘモグロビン濃度を表す正常値は32~36g/dl

赤血球系を表す項目として以上のようなものがあり、これらを合わせて総合的に判断することが多いと言われています。

赤血球の異常で多い症状としては、脱水、心臓、肺の異常、骨髄の異常、腎臓腫瘍などがあるそうです。

白血球の数値の見方

犬の白血球の正常値は9000~17000/µlですが、白血球には種類がありそれによって犬がどんな状態であるのかを把握することもあるそうです。

・好中球  正常値3000~11000/µl

・リンパ球 正常値1000~5000/µl

・好酸球  正常値100~1200/µl

・好塩基球 ほとんど無し

・単球   正常値150~1500/µl

白血球はこれらの正常値を大きく超えて多い、少ない場合には何らかの病気の可能性があると考えられます。

白血球が少ない場合に考えられる主な症状としては、感染症、骨髄の異常、体質、細菌などの毒素によるショック、アナフィラキシーショック、ステロイドの副作用、ストレスなどが挙げられます。

血小板の数値の見方

血小板が減少している場合、どこかで内出血が起きている、血が止まりにくい状態になっているようなことが考えられるそうです。

特に怪我などで出血が見られた場合に数値に異常が出ると言われています。

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生化学検査で正常値は!?

犬 血液検査 費用 (6)

生化学検査で行われる主な項目の正常値は以下のようになります。

血糖値(Glu)             正常値60~120mg/dl

総蛋白(TP)              正常値6~8g/dl

AST(GOT)                正常値20~60U/L

ALT(GPT)                正常値20~70U/L

ALP                     正常値20~150U/L

T-Bil(総ビリルビン)     正常値0.1~0.5mg/dl

BUN                     正常値10~30mg/dl

Cre(クレアチニン)       正常値0.6~0.9mg/dl

CK(CPK)                 正常値100~300IU/L

中性脂肪(TG)      正常値40~70mg/dl

T-cho(総コレステロール) 正常値150~250mg/dl

これらの数値を大きく超え多い、少ない場合に何らかの病気の可能性が高いと考えられるそうです。

まとめ

犬 血液検査 費用 (7)

犬の定期的な血液検査は病気の早期発見に繋がりますが、費用の面から受けさせていないと言う方も多いようです。

しかし、病気の症状が進行してから治療を行うと、多大な時間や費用がかかることが多いですからできるだけ定期的に受けさせるようにしましょう。

それではここで、今回の記事をおさらいしたいと思います。

☑犬は病気の症状を隠したり、症状が表に現れにくい病気もあるため、定期的に血液検査を行うのが望ましい

☑犬の血液検査は健康な犬の場合1年に1度を目安に行うと良いが、シニア犬の場合は半年に1度行ったほうが良い

☑基本的なCBC検査は項目ごとでなくワンセットで行われ、費用は1.000~2.000円程度

☑生化学検査は項目ごとに調べ、費用は項目や項目数によって異なるが大体1項目辺り500円前後

☑生化学検査は病院によって項目数に差があるため費用にも差が出る

☑血液検査は項目ごとに正常値があり、結果と比較することで体のどの部位に疾患があるかを特定したり、結果によっては病名がわかる

☑赤血球系を表す項目はいくつかあり、それらを合わせて総合的に判断することが多い

☑白血球には種類がありその数値によって犬がどんな状態であるのかを把握する

☑血小板が減少している場合、内出血や血が止まりにくい状態になってことが考えられる

☑生化学検査の正常値を大きく超え、多い、少ない場合に何らかの病気の可能性が高い

犬もシニア期に入ると免疫力が低下し、病気にかかりやすくなりますので、成犬よりもこまめに定期健診を行うようにしましょう。

>>犬の血液型の種類や性格との関係性について!輸血の時はどうする⁈についてはこちら

http://wanchan-lab.com/?p=1612&preview=true

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