犬が自分のしっぽを追いかけて噛む7つの理由と対策方法

犬が必死になって自分のしっぽを追いかけて噛もうとしているのを見たことありませんか?
戯れているのかと思って放っておくと、気がつけばしっぽに怪我を負うっていることもあるといわれているんです。
飼い主とすれば、見逃すわけにはいきませんよね。
そこで今回は、犬が自分のしっぽを追いかけて噛む7つの理由と対策方法についてお届けしたいと思います。
それでは、見ていきましょう。
知りたいことはありますか
犬がしっぽを噛む原因は何!?
犬が自分のしっぽを噛んでしまう原因は何なのでしょう。
辞めさせるためにはまずは、原因を見極めなくてはなりませんよね。
ストレスによるもの
犬が自分のしっぽを噛むために、グルグルと回っているのは、ストレスが原因のひとつだと考えられているんです。
飼い主とうまくコミュニケーションがとれていない場合、住環境が変わってしまったり、生活パターンが変化や、季節の変わり目など飼い主が気がつかない小さなことが犬にとってはストレスとなっていることも多いといわれているみたいですね。
犬が、何度もグルグル回って自分のしっぽを噛むのに必死になっているのは、ストレスが溜まってイライラがマックスになっているのかもしれませんよ。
>>犬のストレスの原因や解消法、ストレスが溜まっている時のサインについてはこちら
自己アピールのため
犬が自分のしっぽを噛む行為をするのは、飼い主に対して、自己アピールするためだといわれています。
特に、「構ってちゃん」な性格の犬の場合は、飼い主にいつも注目されたいと思うため、飼い主が「どうしたの!?」「何やってるの!?」といわれるような行動をするようで、その行動のひとつが自分のしっぽを噛む行為だといわれているんです。
「ねえ、ねえ!ボクを見て!見て!」そんなふうに言いながらグルグル回っているのかもしれませんね。
暇だから
犬がグルグルと回ってしっぽを噛むのは、暇だからだといわれています。
何もすることがなく、グルグル回ってしっぽが揺れるのが面白くて何度もしっぽを捕まえようとする遊びの延長のような場合もあると考えられていて、こちらはそんなにも心配することがなく、飽きて来たら自然と辞めることが多いともいわれているんです。
ノミ・ダニに感染しているため
犬がグルグルと回ってしっぽを噛むのは、しっぽ毛がノミ、ダニに感染してしまっていて、痛痒くイライラしていることが原因でしっぽを捕まえようと躍起になってしまってる行動だといわれています。
この場合は、根本のノミやダニを見つけて除去してあげなくては改善することは不可能になってくるようです。
皮膚炎によるもの
犬がしっぽを追いかけるためグルグルと回っているのは、皮膚炎によるものだといわれています。
しっぽだけでなく本人は体のどこにあるのかわからず、皮膚の炎症が気持ち悪くて目の前の長くヒラヒラしているしっぽに噛みつこうとしてしまっているようなんです。
ケガや骨折で痛みを伴っているため
犬がしっぽを捕まえようとして追いかけているのは、体のどこかが骨折や痛みがあるためであることもあるようです。
ケガなどをしていてもどこがどのように痛いのか、痛みや不調を上手く伝えることができず、犬の中では悶々しているとき、自分のしっぽを噛もうとして追いかけたりすることも考えられるといわれています。
自分の痛みによる苛立ちをさらに、自分を傷つける自傷行為で紛らわせることだと考えられているようです。
認知症によるもの
犬が自分のしっぽを噛む行為は、認知症が潜んでいることも考えられています。
認知症になってしまうと、通常はしないような行動をすることが多く、必要以上に体を掻き毟ったり、頭を床などにぶつけてみたり、自分ではそんなつもりはないうちに体を傷つけてしまう行動をしてしまうこともあるといわれています。
しっぽを噛ことは、自分自身のしっぽだと認識していないことも多く、噛み過ぎてしっぽがボロボロになっていてもさらに噛み続ける犬もいるようです。
犬がしっぽを追いかける、噛む場合の対策
犬が自分のしっぽを追いかけて噛んでしまう行為は放っておいても大丈夫な場合以外は、早めに辞めさせて方が良いようですね。
そこで、しっぽを噛むのを辞めさせるためには、飼い主がケアしていくことが大切だといわれているんです。
犬とコミュニケーションをとるようにする
自分のしっぽを追いかけて噛んでしまう犬は、飼い主に構って欲しいと思い注意を引くために、グルグルと回ってしっぽを噛んでアピールすると言われています。
そこで、犬が寂しい思いをしないために、しっかりとコミュニケーションをとってあげることが大切なんです。
普段ひとりでお留守番をしている犬には、思いきり甘えさせてあげると良いようですよ。
また、「〇〇ちゃん、おいで!」とハグをしてあげたりするのも効果的な方法だといわれています。
運動量を増やす
犬が自分のしっぽを噛む行為は、運動不足によるストレスが原因かもしれませんね。
忙しくて犬が満足できるようなお散歩ができてなかったり、家の中で飼っていり犬で、十分な運動スペースがない場合は、運動不足が蓄積してる場合もあるようですね。
時間を決めて少しでもお散歩をさせてあげるようにしましょう。
また、家の中で犬が運動をできるようなスペースの確保や、時間をとって犬が思いきり運動できる施設などに連れて行ってあげることも、しっぽを噛む行為の改善に繋がるといわれています。
おもちゃを使う
こちらも、犬がしっぽを噛む行為をするのは、暇だったり、退屈でややストレスが溜まっている状態が考えられるといわれていることから、犬が退屈しないように、おもちゃなどを与えて犬が楽しめるよう工夫することも大切なんですよね。
犬が興味を示すおもちゃをいくつか与えて、楽しく過ごせるようにしてあげましょう。
犬を自立させるようにする
甘えん坊で構ってちゃんな性格の犬は、飼い主に構ってもらえないと注意を引くため、必死で自分のしっぽを噛んで自己アピールをしがちだといわれていますよね。
そこで、犬の甘えん坊な性格を改善させるよう自立するよう訓練するのも、しっぽを噛む行為を改善する方法だといわれています。
飼い主がベタベタ可愛がりすぎたり、一緒のベッドや布団で寝たりしている人は、犬を自立させるよう少しずつ訓練した方が良いようです。
病院につれていく
犬のしっぽを噛む行為が酷い場合は、医師などに相談するたも、専門医を受診することをおすすめします。
しっぽを噛む行為は、病気が潜んでいる場合もあるため早めの対応が必要なんです。
犬がリラックスできる場所を作る
犬がしっぽを噛む行為をするのは、自分の居場所がないこともあげられるようです。
寝床や犬小屋は清潔かどうか、毎日しっかり睡眠できているかなど犬のリラックスできる場所を作ってあげるようにしましょう。
エリザベスカラーを付ける
犬がしっぽを噛む行為をどうしても辞めない場合は、エリザベスカラーを付けるのも方法でしょう。
エリザベスカラーをつけることでしっぽが噛みにくくなり、自然と噛む行為をしなくなるといわれています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
犬が自分のしっぽを追いかけて噛む7つの理由と対策方法は、参考になりましたか?
しっぽを噛む行為はやはり、辞めさせた方が良いようですよね。
ケガや病気のサインの場合もあるため、早めに対処するようにしたいですね。
それでは、記事のおさらいです。
☑犬がしっぽを噛むのは退屈や構って欲しいサイン
☑犬がしっぽを噛むのは病気の場合もある
☑辞めさせるにはストレスを溜めないよう工夫する
☑病気やケガの場合もあるため専門医を受診する
などで、お届けしました。