犬の6つのトイレサイン!しっかり把握しよう!

犬がトイレに行きたがると、何らかのサインを出すことがあります。
そんな愛犬のトイレのサインを把握できれば、お出かけする時でもトイレトレーニングでも、飼い主さんにとってはかなり楽になるはずです。
そこで、犬の6つのトイレサインを中心に紹介します。
知りたいことはありますか
犬がトイレの前に行うサインを覚える
犬とうまく一緒に生活してく上では、決まった場所でトイレをしてもらうことはとても重要です。
犬は、トイレに行く前に何らかのサインとなる行動を起こす場合があります。
飼い主さんが犬のトイレサインとなる行動を覚えておけば、トイレトレーニングもスムーズに成功しやすくお出かけの時にもかなり楽ですよ。
犬がトイレの前にとる行動について
犬が、トイレに行こうとする前によく見せる行動があります。
最初は、わかりづらいかもしれませんが、飼い主さんも愛犬の様子を見守っていれば、その行動がトイレのサインと把握することができます。
犬のトイレのしつけは、このサインが重要なポイントとなるので、飼い主さんがこのサインを見極めることができるかどうかです。
そこで犬がトイレの前にとるサインとなる行動をまとめました。
①ソワソワして落ち着かない
私たち人間でも、トイレが近くなってくると何となく落ち着かない行動になりますよね。
それと同じで、犬もトイレに行きたがると、ソワソワして落ち着かない行動を見せます。
例えば、あっちに行ったりこっちに行ったりと、トイレの場所を探すような様子にも見えます。
こんな愛犬の様子が見られたら、トイレのサインと思って構わずにそっとしておいてあげてください。
もし、愛犬のトイレトレーニングを行っている真っ最中なら、飼い主さんがトイレまで誘導するように連れて行って、あとは静かに見守ってあげましょう。
②地面や同じ所の匂いを何回も嗅ぐ
犬のトイレのサインとして、地面や同じ所の匂いを何回も嗅ぐような行動を見せることもあります。
散歩の場合だと、電柱や草むらの匂いを嗅いでいろんな犬の痕跡を読み取って、そのお返しのように自分のおしっこやウンチを残します。
散歩中は、このような行動を何度か見ると思いますが、地面や柱の匂いを嗅いでいたらトイレのサインと予測できるでしょう。
犬がおしっこやウンチを残すのは、犬同士のコミュニケーションの方法でもあるので、可能であれば満足するまでやらせてあげたほうがいいです。
③グルグルと回る
犬がグルグルと回るのも、犬のトイレ前の行動のサインの一つです。
これは、グルグル回った後に、徐々に足を屈めて、排泄するためにベストなポジションや態勢を取るために行う行動です。
④その場にしゃがみこむ
犬がその場にしゃがみこむ姿勢は、ウンチをするポーズを思い浮かべてもらえるとわかりやすいかもしれません。
犬の多くは、ウンチをする時に、後ろ足を屈めてしゃがみながら踏ん張って排泄する態勢をとるため、そんなしゃがむ姿勢もトイレのサインです。
また、メスの犬の場合は、オス犬とは違っておしっこもしゃがんでする場合がほとんどなので、これもトイレ前のサインです。
⑤ジャンプをする
犬の中には、トイレに行く前のサインとしてジャンプする子もいます。
ジャンプする理由としては、小さい頃に、何らかの理由でウンチにまみれてしまった経験があったり、激しい興奮や不安のなどの経験をしていると、それがウンチと関連付けられてトラウマになるようなこともあるようです。
または、その子が、もともと胃腸の長さや位置に個性があることから、比較的敏感だったり便秘症の可能性も考えられるようです。
この場合は、一度病院に連れて行き、胃腸などや体に根本的な問題がないか調べてもらっておくと安心かもしれません。
>>便秘症にさせない為にも!犬のトイレ選び!適切な大きさや種類についてはこちら
⑥お尻の様子を気にする
まだトイレをしていないのに、しきりと自分のお尻の様子を気にして、匂いや排泄物が出たのかを確認するような行動を見せます。
これも犬のトイレ前のサインで、やたらと自分のお尻を気にしているなら、トイレが近い証拠とみていいでしょう。
犬がトイレのサインを出したのにしない場合は!?
まず、ここで紹介したトイレ前のサインは、主なサインとなる行動です。
必ずしもトイレサインが行動で表されると決まっているでもありません。
例えば、寝る前にトイレを済ませるというケースもあれば、寝起きにトイレに行く子もいます。
また、子犬の場合は、数時間おきに頻繁にトイレに行く可能性もあるので、このような時間もトイレのサインという可能性も十分あり得ます。
なので、犬のトイレのサインと思って、飼い主さんがトイレに連れて行ったのにトイレをしない場合もあります。
その場合は、サインが間違っている可能性があります。
もし、何度かトイレのサインがあったのに、それでもトイレをしない場合は、飼い主さんがサインを間違って把握しているのかもしれません。
1度ぐらいなら、単に出なかったのかもしれませんが、あまり何度も出ないようであればサインを間違っている可能性を疑ってみましょう。
毎回、トイレでもないのに飼い主さんに連れて行かれると、犬は戸惑ってしまいます。
犬のトイレのサインは、その子その子で違うところもあり、思ってもいないような行動をサインとして見せる犬もいます。
しっかり愛犬の行動パターンを把握して、トイレサインを見抜くことが大切です。
(1)サイン間違いだった場合
もし、飼い主さんが愛犬のトイレのサインを間違えていたら、無理をしてトイレに留まらせずにトイレから出してあげてください。
いずれ愛犬がトイレをするかもしれないと、ずっとトイレ内に待機させている状態にすると、今度は愛犬がトイレを嫌な場所として学習してしまう恐れがあります。
そうなると、次からはトイレに行きたくてもトイレが嫌な場所として記憶してしまい、本当にトイレに行きたくなった時は、他の場所で排泄してしまうことになりかねません。
トイレに連れて行っても、おしっこもウンチもする様子がなかったら、さっさとトイレから出してあげるようにしましょう。
いずれ愛犬の行動パターンがわかってくれば、トイレサインも把握できるようになります。後は、サインを見たら正しく教えてあげるだけでいいです。
まとめ
犬のトイレのサインがわかりづらいなら、観察日記をしばらくつけてみてはどうでしょうか?
日記には、トイレに行く時にどんな行動をしたかメモしておくと把握しやすいですよ。
では、ここで紹介した犬のトイレのサインのポイントを振り返っておきます。
□犬がトイレの前にとる行動
☑ソワソワして落ち着かない、トイレの場所を探すような行動を見せる
☑地面や同じ所の匂いを何回も嗅ぐ
☑排泄するためにベストなポジションや態勢をとるためグルグル回る
☑その場にしゃがみこむ
☑ジャンプをする(体に問題がないか病院で診てもらうと安心)
☑お尻の様子を気にして、匂いや排泄物を確認している
□犬がトイレのサインを出したのにしない場合は!?
☑サインが間違っている可能性も
☑トイレをしない場合は、トイレに留まらせずに出してあげる
犬のトイレのサインを見極めようと、神経質になっても良くありません。
愛犬がのびのびトイレを使えるようにしてあげましょう。