初心者でも飼いやすい!人気の中型犬16選!

小さくて飼いやすいというイメージの小型犬に比べると、中型犬は散歩やお世話が大変そうというイメージがあるようです。
しかし、中型犬には小型犬にはない魅力がたくさんあります。
そこで今回の記事では、初心者でも飼いやすい人気の中型犬について説明したいと思います。
知りたいことはありますか
中型犬の特徴について
犬の大きさに明確な定義はないそうですが、一般的に中型犬は10㎏~25㎏前後の犬種を指すことが多いと言われています。
中型犬の性格は?飼育しやすい!?
中型犬は同じ犬種であっても、個体により体格、性格が大きく異なることが多いと言われています。
例えば柴犬の場合、小柄で大人しい個体もいれば、大柄で気の強い個体もいると言う様なことが多いそうです。
小型犬よりも運動量が必要な場合が多いですが、その点も個体によって大きく異なるとされています。
人気の中型犬の種類の特徴をご紹介!
中型犬の中でも人気の犬種の特徴を紹介したいと思います。
ビーグル
ビーグルはイギリスが原産の猟犬で、古くはウサギ狩りに用いられていた嗅覚ハウンドの一種で、スヌーピー犬のモデルとしても知られています。
体重は8~14㎏位、身体の大きさの割に吠える声が大きいそうです。
性格は人や犬に対して大変友好的で、小さな子供や先住犬がいる場合でも問題ないとされています。
食欲旺盛なため肥満になりやすく、耳が垂れているため外耳炎に注意が必要です。
柴犬
柴犬は日本が原産の犬種で、日本の天然記念物にも指定されています。
体重は9~14㎏位、赤、黒、胡麻、白の毛色があり、ダブルコートで抜け毛が多いと言われています。
もともとは狩猟犬のため、散歩で運動量を確保する必要があるそうです。
性格は飼い主や家族には忠実ですが、他の犬や人には警戒心が強いため、番犬に適しているとされています。
フレンチブルドッグ
フレンチブルドッグはイギリス、フランスが原産の犬種で、体重8~10㎏位、性格は明るく気立てが良く、他の犬とのコミュニケーションも上手な犬種だと言われています。
また、愛情深いので家族以外の人間にもよく慣れるそうです。
ただし、食欲旺盛で肥満になりやすく、マズルの短い短頭種のため、熱中症になりやすい傾向があるので注意が必要です。
アメリカンコッカースパニエル
アメリカンコッカースパニエルはアメリカが原産の猟犬で、体重は11~15㎏位、ディズニーのわんわん物語では主役を務めている犬種です。
性格は明るく、好奇心旺盛、温厚なので子供や高齢者がいる家庭でも問題ないですが、猟犬のため運動量を確保する必要があるそうです。
また、毎日のブラッシングと定期的なトリミングを行うことも重要です。
日本スピッツ
日本スピッツは日本が原産の犬種で、一時的に爆発的な人気犬種となった後、無駄吠えの多い犬種として敬遠された時期があるそうです。
近年は品種改良され大人しい個体が増えていると言われています。
純白で毛足の長い豪華な被毛が特徴で性格は飼い主には忠実、従順ですが、他の犬や人に対しては警戒心が強いそうです。
ボーダーコリー
ボーダーコリーはイングランド、スコットランドの境が原産の牧羊犬で、体重は14~20㎏位、全犬種の中でもトップクラスの知能を持つ頭の良い犬種だと言われています。
トナカイ狩りの牧羊犬が祖先だと言われており、運動能力、訓練能力が高く、様々な協議会で活躍しているそうです。
毎日多くの運動量が必要な犬種ですので、散歩とは別に運動させることができる環境が望ましいとされています。
また、ロングコートのため、毎日ブラッシングを行う必要があるそうです。
ブルドッグ
ブルドッグはイングランドが原産の犬種で、体重は25㎏前後、少し怖そうな外見が特徴です。
性格は温厚でのんびりした個体が多く、頑固な一面もあるそうです。
熱さに非常に弱いため、夏場の熱中症に注意が必要です。
また、皮膚病になりやすい犬種だとも言われています。
ウィペット
ウィペットはイギリスが原産の犬種で、体重は11~13㎏位、イタリアングレーハウンドをやや大きくしたような体形で、体臭が少ないため飼いやすいそうですが、他の犬種よりも多めの運動量が必要です。
非常に足が速く、競技犬として活躍する個体も多く、トップスピードは80㎞/時を超えると言われています。
骨が細いので骨折しやすい傾向があるため、注意が必要です。
シェットランドシープドッグ
シェットランドシープドッグは、シェルティと呼ばれるスコットランドが原産の牧羊犬で、体重は11㎏前後、コリーによく似た外見をしています。
性格は温厚で飼い主に従順ですが、家畜を吠えて追う牧羊犬ですので、良く吠えると言われています。
充分な運動量を必要とし、毎日のブラッシングと定期的なトリミングを行うことも大切です。
イングリッシュコッカースパニエル
イングリッシュコッカースパニエルはイギリスが原産の猟犬で、体重は13~15㎏位、アメリカンコッカースパニエルの祖先にあたる犬種で、違いは頭部が尖っていることと、マズルが長いことだとされています。
猟犬ですので、散歩で充分な運動量を確保する必要があるそうです。
性格は社交的で飼い主にも大変従順だと言われています。
北海道犬
北海道犬は日本の北海道が原産の狩猟犬で、体重は20㎏前後、テレビコマーシャルから人気が出たと言われています。
厳しい狩猟を行ってきた犬種で、クマに立ち向かう勇敢さと、粗食で何日でも耐える忍耐強さを持っており、飼い主には大変忠実だと言われています。
毛色は白、赤、黒、胡麻、虎、ミックスがあり、柴犬によく似ていますが、より体が大きく、被毛がモフモフとしているのが特徴です。
バセットハウンド
バセットハウンドはフランスが原産の猟犬で、体重は23㎏前後、ビーグルに似た外見をしていますがビーグルよりも胴が長く、脚が短いのが特徴です。
猟犬の中でも特に嗅覚が鋭いと言われています。
性格は穏やかでのんびりとしていますが、吠える声が大きいため集合住宅などには不向きだとされています。
寿命は10~12歳ですが、遺伝性疾患を発症しやすいため注意が必要です。
甲斐犬
甲斐犬は日本の山梨県(甲斐地方)が原産の狩猟犬で、体重は16~18㎏位、厳しい狩猟を行ってきたため、筋肉質で独特の飛節を持っていると言われています。
北海道犬などと同じように舌斑があるのが特徴です。
性格は気難しいので、服従訓練をしっかり行う必要がありますが、飼い主には忠実、従順だとされています。
中型犬の中では比較的寿命が長いそうです。
キースホンド
キースホンドはオランダが原産の犬種で、ポメラニアンの祖先ではないかと言われています。
体重は25㎏前後、ポメラニアンを大きくしたような胴が短くがっちりとした体形とウルフグレーの豊かな被毛が特徴です。
性格は飼い主や家族には忠実ですが、他の犬や人には警戒心が強いそうです。
サルーキ
サルーキは中東が原産の狩猟犬で、現存する飼育犬種の中で最古の犬種だと言われています。
体重は20~25㎏位、スリムで優雅な体、長い毛でおおわれた垂れ耳、細長い口が特徴です。
性格は感情を出さない内向的な性格で、神経質で警戒心が強いと言われていますが、自由に走り回りことが大好きな活発な面もあるそうです。
スタンダードダックスフンド
スタンダードダックスフンドはドイツが原産の猟犬で、体重は9㎏前後、様々な犬種の交配によって誕生したと言われています。
胴が長く、短い脚が特徴ですが、運動が大好きな活発な犬種のため、十分な運動量が必要です。
性格は明るく、好奇心が旺盛ですが、負けず嫌いな面があるので、他の犬とは相性を選ぶとされています。
スムース、ロング、ワイヤーヘアーの3つの毛質の違いがあり、それによって性格が異なると言われています。
まとめ
小型犬よりも運動量が必要だと避けられがちな中型犬ですが、小型犬よりも落ち着いた性格の個体が多いため、室内で飼育しても問題ないようです。
また、中型犬の中でも小さめの犬種は、小型犬と同じように扱いやすいですし、大き目の犬種は大型犬のようにどっしりとした魅力があります。
それではここで、今回の記事をおさらいしたいと思います。
☑中型犬の大きさには明確な定義はないが、一般的には10~25㎏位の犬種を指すことが多い
☑中型犬の性格は個体によって異なることが多く、必要な運動量も個体によって異なる
☑中型犬の人気犬種はビーグル、柴犬、フレンチブルドッグ、アメリカンコッカースパニエル、日本スピッツ、ボーダーコリー、ブルドッグ、ウィペット、シェトランドシープドッグ、イングリッシュコッカースパニエル、北海道犬、甲斐犬、バセットハウンド、キースホンド、サルーキ、スタンダードダックスフンドなどが挙げられる
中型犬は小型犬と大型犬の魅力を併せ持った犬種が多いようです。
色々な犬種と実際に触れあって、相性の良い犬種を探してみると良いでしょう。